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  • 2023/01/26

若者には当たり前?! 美容整形の意識調査

突然ですが皆さん、美容整形にご興味はございますか?顔のパーツの大きさや形を変える、手術を伴う大がかりな手術から、数時間で終わるプチ整形まで、美容整形の種類は年々増え、技術も高まってきています。
憧れの顔を手に入れたい、容姿に対するコンプレックスをなくしたい、そんな思いで美容整形に憧れを抱く方もいらっしゃるのではないでしょうか。
とはいえ、自分の身体の形を変える、ということに抵抗がある方もいらっしゃるのも事実。
そこで、最近の美容整形に対する意識の変化について調査いたしました。

グラフ1.PNG

まず、美容整形に対する考えの変化を見てみましょう。グラフ①は美容整形に対する考えを2016年と2021年で比較したものです。2016年と比較し、2021年では手術を伴う美容整形、プチ整形ともに「してもよいと思う」人の割合が増え、「いきすぎだと思う」人の割合が減少しています。

グラフ2.PNG

グラフ3.PNG

また、年代別(グラフ②)で見てみると、男女ともに35歳以上では「手術を伴う美容整形はいきすぎだと思う」が「よいと思う」を上回る結果となっていますが、男女ともに20歳から34歳では「よいと思う」が上回っています。
このことから、若い人ほど美容整形に対して抵抗が少ないことがわかります。

グラフ4.PNG

さらに、SNSの利用と美容整形への考えの相関も見てみましょう。手術を伴う美容整形に肯定的な35~49歳の女性、否定的な35~49歳の女性を対象に、SNSの中でも特に利用率の高いInstagramの利用状況をまとめました。
比較すると、肯定派はInstagramを利用する割合が高く、否定派は登録をしていないの割合が高くなっています。
Instagramの利用により、美容整形の情報が手に入りやすくなったことが肯定派が増えた理由の一つにあげられそうです。

SNSが変化のきっかけの一つであるならば、今後ますます美容整形が身近になっていきそうです。
しかし、大がかりな整形はもちろん、プチ整形であっても金銭的コスト、身体への負担はかかります。本当に自分がなりたい姿はどういうものなのか、本当に美容整形でないと実現できないのか、しっかりと考えていきたいですね。

株式会社トムス

データ出典:SBSデータバンク静岡市調査(男女13~69歳/2016年 562サンプル、2021年 563サンプル)、SDBデータバンク静岡市調査(男女13~69歳/2015年 562サンプル)