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• 2023/01/11

MYSTYLE～人生における学び～　アールアンドオー　鈴木理事長

「MY STYLE～人生における学び～」は県内企業の経営者らに自分の人生に影響を与えた言葉や書籍などについて話を聞き、毎月第２、４週の朝刊経済面で連載します。今回は静岡市の医療法人社団アールアンドオーの鈴木延幸理事長にインタビューしました。

座右の銘　「“氏”三日会わざれば刮目して見よ」

－この言葉は。
男（氏）は３日も会わなければ驚くほど成長しているという意味。人の仕事や人間性などがいかに向上したか、よく見なさいということです。これまで一級建築士かつ、医業経営者として長く仕事をしてきました。大きな壁などにぶつかった時はこの言葉を思い出して乗り越えてきました。男子（氏）たるもの３日あれば成長するよう、常に「向上心」をもって仕事に取り組んできました。

－この言葉との出合いはいつですか。
この言葉に出合ったのは学生時代ですが、改めて意識して仕事するようになったのは、45歳で静岡リウマチ病院の理事となった時です。それから10年以内に静清リハビリテーション病院をはじめとした各施設を開設してきました。今ではグループ全体で700人ほどの従業員がいます。この急激な成長の裏には数々の困難がありましたが、常に向上心を持って地域のために取り組んできました。

－今の仕事や生活に、どのように役立っていますか。
人口減少に悩む静岡に社会貢献したいとの思いから、男子プロバスケットボール・ベルテックス静岡のスポンサーとしてスポーツ事業にも取り組んでいます。静岡市を若者が帰ってきたくなるような、楽しい街にしたい。その一つとして東静岡のアリーナ構想があります。ベルテックスの試合だけでなく、コンサートや興行でみんなが楽しくワクワクするような静岡市にしていきたいですね。

（略歴）
鈴木 延幸（すずき・のぶゆき）
1998年静岡リウマチ整形外科リハビリ病院開設。2005年静清リハビリテーション病院開設。
2012年医療法人社団アールアンドオー理事長就任。