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- 2022/07/04
性年代別・気になる症状

最近、白髪が増えました。心労?いや単に年齢並みの症状なのですが。思い出すのは老眼鏡を買ったときの諦観、整形外科をひざ痛で受診したときの悲哀。いよいよ老化が止まりません!さて、同世代の方もそうでない方も、何かしら体調に関して気になる症状はおありかと思います。前回に引き続きJNN全国調査から、日頃の健康状態で気になる症状について、性年代別のトップ3をまとめました。
男性30代以下は「鼻がつまる、鼻水がでる」がトップ3に入っています。男性10代で「花粉症」があるので、花粉症の季節以外にも鼻の症状で悩んでいる男性は多いようです。
女性20代以下では「肌荒れ」がトップとなっています。肌つやが美しいのは若さの象徴ですから、気になりますよね。「肌荒れ」は男性20代以下でも2位と高くなっています。ちょっと意外な結果に思えたのは世代の差でしょうか、今や美意識もジェンダーレスになっているようです。
女性20代以下では「生理痛」が3位となっています。10代で4人に1人、20代で3人に1人くらいが悩んでいるようです。出産すると体質が変わって楽になるといううわさがありますが、女性30代では11位、女性40代では20位とランクダウンしているのはその裏付けになるのか、それ以上に気になる症状が増えてくるからなのか、判断に迷います。いずれにしても、辛い症状が続く場合は早めの受診をお勧めします。
女性30・40代では「肩・首が凝る」がトップ3に入っています。一般的に女性は男性よりも筋肉量が少なく、骨格も華奢であることが理由として考えられます。
男性40代以上では「加齢・体力の衰え」「老眼」がランクインしています。「老眼」は男性30代では60位以下ですから、男性40代で急増しています。
女性40代でも「老眼」は9位と高めですが、1位の「白髪」のほうが気になるようです。女性50代と女性60代のトップ3は「老眼」→「加齢・体力の衰え」→「白髪」の順で一致しています。男性50・60代は女性と同様「老眼」「加齢・体力の衰え」がトップ3に入りますが、「白髪」の代わりに「血圧が高い」がランクインしています。男性で「白髪」は40代の9位が最高で、女性ほど気にしている人は少ないようです。ちなみに「薄毛」は男性60代の12位が最高でした。
いかがでしたか?同年代のトップ3に共感する項目があったでしょうか。加齢は誰にも止められませんが、食事や運動といった生活習慣を見直すことで改善したり、進行を食い止めたりできるものもありそうです。できる範囲で健康管理をしていきたいですね。(白髪はカラートリートメントしてみます…。)
トムス 櫻井亜希子
データ出典:2021年JNNデータバンク全国調査(男女13~69歳 7401サンプル)
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