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- 静岡のマーケット
- 2022/03/01
読書の効果
2月も後半に入り、だんだんと日も延びてかすかに春の訪れを感じる季節になりました。とはいえまだまだ寒さが厳しい毎日。冷たい風が身にしみます。コロナ禍も相まって、おうちでゆっくりと過ごす人も多いのではないでしょうか。そんなときこそ読書のチャンス。読書にはたくさんの効果があることを知っていますか?まず、静岡の人々がふだんどのくらい読書をしているのか見てみましょう。
■本・書籍(電子書籍含む)の購読冊数 ※マンガは除く
データバンク調査では、1ヶ月あたりの平均読書数についても調べています。全国調査での結果では、『読書をしている人』は35.6%となっています(「1冊くらい」~「5冊以上」の合計)。静岡においても本を読む人の割合は同数となりました。静岡の年代別で比較してみると、1番読んでいる世代は10代で44.5%、読んでいない世代は30代・60代で32.1%。一方、平均読了数で比較すると、どの世代でも大きな差はなく2冊程度が平均となりました。この結果から分かることは、読書習慣があるからといって必ずしも読んでいる冊数が多いとは限らない、ということです。30代では「5冊以上」の割合が7.8%と、他の世代と比較して高い割合になっています。世代として読んでいる人は少ないが、「読む人はたくさん読んでいる」ということが分かります。
■1ヶ月あたりの平均読了数
※本を1冊以上読んだ人を母数としています
読書には人生を豊かにするたくさんの効果があります。知識が身につく、思考力・想像力が上がる、悩みの解決方法が見つかる、世界の偉人の考えを知ることができる・・・など。読書によって得られるものは数え切れません。また、読書はストレスを軽減させるという研究結果も出ています。ストレスを感じたときは、現実世界を忘れて本の世界に没頭するのもよいですね。
最近では、電子書籍が普及して書店に足を運ぶ人が少なくなっています。電子書籍も便利でよいですが、書店の中をぶらぶら歩きまわってお気に入りの本を見つけるワクワク感、紙のページをめくって1ページ1ページ読み進めていくドキドキ感は特別なものがあります。みなさんもお気に入りの一冊を見つけて、あたたかいお部屋でゆっくりと読書を楽しんでみてはいかがでしょうか。
トムス
データ出典:
2021年11月JNNデータバンク全国調査(男女13~69才・7,401サンプル)
2021年11月SBSデータバンク静岡市調査(男女13~69才・563サンプル)
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