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  • 静岡のマーケット
  • 2020/05/18

静岡の「GAFA」利用実態は?

GAFA(ガーファ)という呼び方を知っていますか。世界を代表する成長著しいIT企業のGoogle, Apple, Facebook, Amazon4社の頭文字を合わせた言葉です。各社のデバイスやサービスを利用している人は、静岡にどれくらいいるのでしょうか。SBSデータバンク静岡市調査(2019年)より、年代別の所有率・利用率を表にまとめました。

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 表の中で、数字の大きいものは濃い緑色にしています。最も濃い色になったのはiPhoneを持っている30代、52.9%でした。他年代と比較するとiPhone所有者は20代では4割、40代・50代でも3割を占めています。一方、Androidについてはいずれの年代においても所有率は1~2割台に留まり、スマートフォン端末としては全世代においてiPhoneのシェアが勝りました。

 調査全体の値で比較すると「Googleアカウントを持っている」「iPhoneを持っている」「Facebookアカウントを持っている」「インターネット書店(Amazonなど)を利用している」はいずれも3割以上と、私たちの生活においてなくてはならない存在になっていることがわかります。20代以下の世代では「Instagramを利用している」は46.2%と圧倒的です。調べたいことがあった場合、20代以下ではまずはじめにInstagramで検索する人も多いといわれています。Amazonは書店からスタートしたものの、今では"何でも揃うネットショップ"のイメージが強くなりました。欲しいと思ったものはだいたいインターネットで買えてしまう世の中を象徴する存在となっています。

 年代別で比較すると、特に30代は濃い色の項目が多く、GAFAの影響を最も受けている世代といえそうです。かくいう30代の筆者も、12項目中9項目に該当します。あなたは何項目該当しますか?

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