静岡新聞社・静岡放送「WiL2号ファンド」への出資を決定(2018/03/12)

静岡新聞社・静岡放送「WiL2号ファンド」への出資を決定
オープンイノベーションによる新たなメディア事業の創出を目指す  2018年3月12日

 株式会社静岡新聞社・静岡放送株式会社(いずれも本社:静岡県静岡市、社長:大石剛、以下静岡新聞社・静岡放送)は、日本最大級のベンチャー支援会社 WiL LLCが運営する「 WiL2号ファンド」に出資することを決定しました。
 静岡新聞社・静岡放送は、この投資を通じ、デジタル領域を中心としたオープンイノベーションを目指すとともに、同ファンドの提供するサービスと連携し、人材育成にも取り組みます。 


1. 出資の背景

 静岡新聞社・静岡放送は、静岡県を基盤とする地域のメディア企業として、「やる気を喚起して人びとを動かすメディア企業」をめざしています。静岡県民やクライアント企業様をはじめとするすべてのステークホルダーのみなさまへ、現状の新聞、テレビ、ラジオにとどまらない新たな価値を提供するため、従来の概念やビジネスモデルにとらわれない新しい事業の創出に挑戦しています。 その実現に向けた施策のひとつとして、国内外のベンチャー企業との戦略的提携によるオープンイノベーションを目指し、日本最大級のベンチャー支援会社である WiLによるベンチャーキャピタル「 WiL2号ファンド」へ出資することとしました。 


2. 出資の目的

■グローバルで最先端の情報の入手
 米国シリコンバレーに拠点を置く WiLを通じて、ベンチャービジネスをはじめとした世界的なネットワークとの関係構築や、ベンチャー等に関するに最新情報を入手し、新規事業の創出につなげるなど、当社の経営に有効活用していきます。

■オープンイノベーションによる当社コア事業の強化と新たな事業の創出
 WiL2号ファンドの出資で育成される国内外のベンチャー企業との提携や、日本のベンチャー投資分野において高い実績を上げてきたメンバーで構成される WiLの事業開発力の活用、そして日本を代表する他の出資企業とさまざまな分野で連携していくことで、当社のコアであるメディア事業の強化・発展や、これまでにない新たな収益事業の創出につながるオープンイノベーションを推進していきます。
 具体的には、現代の生活者のライフスタイルに合った地域情報サービスの開発や、テクノロジーを活用したローカル情報の収集・配信などのほか、メディア事業以外の分野も含めて幅広い視野で新たな収益事業の創出を目指します。
※オープンイノベーション…外部の技術アイデアを活用して、自社の課題を解決し、これまでにない価値を生み出すこと。↔クローズドイノベーション(自前主義)

■次世代を担う当社人材の育成
 WiL2号ファンドによる投資、および事業開発プロセスを通じ、当社内においてグローバルな視点を持つ起業家人材を育成していきます。

 
3. 契約締結の日程

契約締結日:2018年3月12日(月) 


4. WiLの概要

会社名:WiL(World Innovation Lab), LLC 
所在地:本社米国シリコンバレー及び東京都港区
共同創業者:伊佐山元氏、松本真尚氏
特徴・主な事業内容:日本大手企業の出資による日本最大級のベンチャー支援企業。ベンチャー企業の発掘、育成、投資を行う。

 
5. WiL2号ファンドの概要

名称: WiL FUND II, L.P. 
管理会社:WiL, LLC 
投資対象分野:第 4次産業革命(自動化、 AI、センサー)、エンタープライズ・ソフトウェア /SaaS、エンターテイメント、Eコマース /マーケットプレイス、次世代運輸システム、フィンテック(および出資企業に関する技術・サービス分野)
運用期間:10年
ファンド規模:4億ドル(2018年3月現在)

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