
▶ 浜松市北部が3連覇 町の部は清水町 静岡県市町対抗駅伝
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しずおか市町対抗駅伝 記事一覧
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荒井さん(須走中2) 初の「名誉博士」 小山町教委 地域貢献に得点「金太郎事業」 活動通じ「町の良さ広めたい」 駅伝にも参加
地域と関わる活動に自主的に参加した児童生徒にポイントを付与し、顕彰する小山町教育委員会の「ふるさと金太郎博士事業」で、須走中2年の荒井美優さん(14)が最高位の「名誉博士」に認定された。2018年7月の同事業開始以来、名誉博士号の認定は初。 中学進学後、先輩が最高位に次ぐ「博士」に認定された際、名誉博士がまだいないことを知り「自分が最初になりたい」と思うようになったという。町や須走地区のイベントやボランティア活動に精力的に参加し、地域行事などを手伝うジュニアリーダーとしても活躍。新型コロナウイルスの影響下でも地道にポイントをためた。 荒井さんは県市町対抗駅伝に小学生のころから連続出場し、英語学習にも力を入れるなど文武両道も実践。29日に町役場で記念の盾を贈った池谷晴一町長は「『継続は力なり』の言葉もある。今後も挑戦を続けてほしい」と激励した。荒井さんは「事業を通じて町についてよく知り、大好きになった。町の良さを多くの人に広めたい」と笑顔を見せた。 同事業の対象は小学3年~中学3年生。ボランティア活動や地域行事参加、多くの読書などでポイントがたまり、名誉博士は250ポイントの獲得が認定要件。 (御殿場支局・塩谷将広)
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記者コラム「清流」 小さな気遣いの積み重ね
昨年12月の第23回県市町対抗駅伝で、清水町が町の部の王座に返り咲いた。大会新記録で制した圧巻のレースを、出走選手の雄姿で振り返る写真展が町内で始まった。 第1回から指揮官を務める朝倉和也監督が大切にしているのは、年間を通して選手とコミュニケーションを取ること。部活で町の練習に参加しづらい学生らには、週に1度ほど電話をして不調や悩みを相談できる関係性をつくり、助言するという。 監督の細やかな気遣いが勝因の一つだと感じた。確かに、何事も小さな努力や配慮の積み重ねが大きな成果をもたらす。季節の変わり目で気持ちが不安定になりがちだが、私も地道にやるべきことをやろうと思い直した。ことしの駅伝では自らも成長し、選手の健闘ぶりを取材したい。 (東部総局・山本萌絵佳)
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清水町V 駅伝感動再び 県市町対抗駅伝の写真展、28日まで
清水町は28日まで、町の部で優勝を果たした第23回県市町対抗駅伝(静岡陸上競技協会、静岡新聞社・静岡放送主催)の写真展を町図書館・保健センター複合施設「まほろば館」で開いている。 静岡市内を走った全12区間と、同市の草薙陸上競技場で行われた小学生の1500メートル走で、力いっぱい走る選手の写真パネル13点を並べた。懸命に走る選手の表情や声援を受けて力走する姿を、臨場感を持って伝えている。 優勝旗と優勝カップも展示している。町担当者は「感動を思い出してもらえたら。来年度もスポーツで町を盛り上げたい」と話した。
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冬季練習でチーム一丸 御前崎市 10位以内目指す【市町対抗駅伝】
静岡県市町対抗駅伝の御前崎市チームは11日夜、冬季練習会を同市池新田の浜岡総合運動場で始めた。3月までの毎週水曜日、小中学生や社会人が走力の強化に励む。 長い距離を走り込んで基礎体力を上げることに加え、例年12月の大会終了後もチームとしての活動を継続し、連帯感を維持する狙いもある。初日は約20人が参加し、白い息を吐きながらトラックを軽快に走った。 昨年の成績は2時間21分13秒で市の部16位。清水楽監督(31)=県立池新田高教諭=は「目標の10位以内を達成するために、よりチーム一丸となることが欠かせない」と気を引き締めた。
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静岡人インタビュー「この人」 マラソン選手としても活躍する浜松市財務部長 石切山真孝さん
2006年総務省入省。同省自治財政局や内閣府などで地方の自治や防災に長く携わり、総務省地域政策課理事官を経て22年4月から現職。地方自治体は福岡、千葉、愛知に続き4カ所目。愛知県で財務部長兼財政課長を務めた。5年ほど前にマラソンの練習を本格的に始めて力をつけ、各地の大会に参加。昨年は富士登山駅伝出場、県市町対抗駅伝で浜松市南部代表に入った。富士宮市出身。40歳。 ―市の来年度予算編成に向けた意気込みは。 「鈴木康友市長のリーダーシップで築いてきた健全・強固な財政基盤により、コロナ禍や豪雨災害にも機動的に対応することができた。鈴木市長の下で最後の予算編成になるが、浜松の未来につながる予算となるよう気持ちを込めて取り組みたい」 ―キャリアで特に印象的な出来事は。 「東日本大震災、新型コロナウイルス感染症という二つの大きな危機に国(総務省)と地方自治体(愛知県)それぞれの立場で直面した。トップをはじめ組織一丸で対応し、前例のない中での制度設計や機動的な支援策の実施などに携われたのは得がたい経験になった」 ―日頃心がけることは。 「財政は『縁の下の力持ち』的な立ち位置。しっかりと役割を果たし、より良い市民生活につなげたい。制度設計や予算編成を進める上で職員一人一人とよく会話し、ともに仕事を作り上げることを大事にしている」 ―マラソンの魅力は。 「仕事の都合で異動が多いが、行く先々で走ることを通じて多くの出会いがあり、輪が広がっている。記録を伸ばす面白さに加えて、生涯を通じた大事な仲間が得られることが一番の楽しみになっている」
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静岡県市町対抗駅伝 市の部3連覇 浜松市北部にペナント
3日に静岡市内で行われた第23回県市町対抗駅伝(静岡陸上競技協会、静岡新聞社・静岡放送主催)の大会役員らが22日、浜松市役所を訪れ、市の部で3連覇を果たした浜松市北部チームに優勝ペナントを贈呈した。 松井清和大会副実行委員長からペナントを受け取った鈴木康友市長は「『浜松ここにあり』という素晴らしパフォーマンスを見せてくれた。全ての選手、スタッフ、関係者に敬意と感謝の意を示したい」と喜びをかみしめ、「次回以降も浜松市が大活躍することを期待している」と語った。鈴木市長は市陸上競技協会の鳥井啓市会長や同チームの杉原勇蔵監督らが見守る中、ペナントを優勝旗に取り付けた。 市内では北部チームが2時間11分30秒で優勝、南部チームが2時間11分56秒で2位に輝き、2年連続でワンツーフィニッシュを飾った。
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清水町に優勝ペナント贈呈 「来年は2連覇目指す」【市町対抗駅伝】
静岡市で3日に開かれた静岡県市町対抗駅伝(静岡陸上競技協会、静岡新聞社・静岡放送主催)の大会役員らが16日、清水町役場を訪れ、町の部を大会新記録で優勝した同町に優勝ペナントを贈呈した。 関義弘町長や朝倉和也監督が新谷誠規同協会理事長らからペナントを受け取り、優勝旗などに取り付けた。関町長は「(2年ぶりの優勝で)優勝旗を奪還できてうれしい。来年は2連覇と記録更新を目指す」と話した。
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藤枝市チーム 3年連続入賞「団結して臨めた」【市町対抗駅伝】
静岡市で3日に開催された県市町対抗駅伝(静岡陸上競技協会、静岡新聞社・静岡放送主催)に出場した藤枝市チームのメンバーが7日、市役所を訪れ、中村禎教育長に結果を報告した。 チームは2時間16分48秒で9位になり、3年連続の入賞を果たした。佐原潤監督は「感染症の影響で練習が途切れるなど困難もあったが、チームで団結して臨むことができた」と振り返った。主将の横馬岬選手は「来年、さらに強くなった姿を見てほしい。応援してもらえるようなチーム、選手でありたい」と決意を述べた。 中村教育長は「昨年よりタイムを縮めての入賞は立派な成績。次回に向け、けがすることなくそれぞれの目標を達成してほしい」と呼びかけた。
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「頑張り 誇りに思って」 御前崎市チームが解散式【市町対抗駅伝】
第23回県市町対抗駅伝(静岡陸上競技協会、静岡新聞社・静岡放送主催)の御前崎市チームの解散式が3日、同市池新田の市研修センターで開かれた。 今大会の成績は2時間21分13秒で市の部16位。目標としていた10位以内には届かなかったが、昨年の記録を1分14秒縮め、順位も二つ上げた。5区の植田航生選手(常葉大菊川高3年)は区間3位、6区の西原哲也選手(スペラネクサス)は同4位と好走した。 柳沢重夫市長は「一人一人の頑張りの結果。誇りに思ってほしい」と健闘をたたえた。選手は代表選手証明書を受け取り「悔いを残すことなく全力で走り切れた」「集大成の走りができた」などと感想を語った。主将の清水基之さん(トッパンフォームズ東海)は「来年に向けて練習を重ねていく。応援と協力をお願いします」とあいさつした。
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市の部・区間賞選手喜びの声 第23回静岡県市町対抗駅伝
市の部 区間賞 【1区(3.673キロ)=中・高校生女子】 田島 愛理(島田市、静岡サレジオ高3)11分40秒 【2区(1.903キロ)=小学生男子】 小野沢玲空(御殿場市、御殿場東小6)5分51秒 【3区(1.715キロ)=小学生女子】 金田 陽愛(湖西市、岡崎小5)5分30秒 【4区(3.549キロ)=中・高校生女子】 宮田 怜奈(浜松市南部、浜松市立高3)11分36秒 【5区(6.855キロ)=高校生男子】 野中 恒亨(浜松市北部、浜松工高3)19分53秒 【6区(3.911キロ)=40歳以上男女不問】 平田 繁聡(御殿場市、陸自滝ケ原)11分42秒 【7区(3.564キロ)=中学生男子】 佐藤 瑞城(浜松市南部、南部中3)10分26秒 【8区(3.020キロ)=中学生女子】 大谷 芽以(浜松市北部、細江中3)10分15秒 【9区(1.619キロ)=小学生男女不問】 清水 朝陽(裾野市、裾野西小6)5分9秒 【10区(3.051キロ)=一般女子】 清水 真帆(静岡市清水、ヤマダホールディングス)★9分14秒 【11区(4.310キロ)=中・高校生男子】 須田 光星(浜松市北部、浜松日体高3)12分52秒 【12区(5.025キロ)=一般男子】 西方 大珠(湖西市、愛三工業)14分1秒 (★は区間新) 区間賞選手 喜びの声 1区 田島 愛理(18)=島田市、静岡サレジオ高3年= ラストスパートには自信があった。大きな大会での区間賞は初めてなので素直に喜びたい。 2区 小野沢玲空(12)=御殿場市、御殿場東小6年= 調子が良く足が動いた。区間5位の去年は悔しかったけれど、練習量を増やした成果が出た。 3区 金田 陽愛(10)=湖西市、岡崎小5年= 出場2度目で目標達成ができた。験担ぎで母に編み込みヘアにしてもらったのが良かった。 4区 宮田 怜奈(18)=浜松市南部、浜松市立高3年= 区間賞が目標だった。ペースをつくるのが不安だったが、感謝を伝える走りができた。 5区 野中 恒亨(17)=浜松市北部、浜松工高3年= どんな順位でもトップに立つのが自分の役割だった。昨年区間2位の悔しさを晴らせた。 6区 平田 繁聡(43)=御殿場市、陸自滝ケ原= 4年連続の区間賞。いい記録を出せる期待があったが、去年よりも遅く納得はしていない。 7区 佐藤 瑞城(14)=浜松市南部、浜松南部中3年= 最初から前に出る走りができて良かった。初出場だったが、走っていてとても楽しかった。 8区 大谷 芽以(15)=浜松市北部、浜松細江中3年= 優勝はうれしいが、記録は昨年より遅かった。全国中学駅伝はもっといい走りをしたい。 9区 清水 朝陽(12)=裾野市、裾野西小6年= 骨折をしてしまい、運動を再開したのは10月から。自主練習で体力を戻した。区間賞は狙っていた。 10区 清水 真帆(27)=静岡市清水、ヤマダホールディングス= 今回が最後の大会。区間新を取り、これまでお世話になった人に恩返しできた。 11区 須田 光星(17)=浜松市北部、浜松日体高3年= どれだけタイム差があっても抜いてやると思っていた。初出場で区間賞を取れてうれしい。 12区 西方 大珠(23)=湖西市、愛三工業= この区では初の区間賞。自分の順番までに良い流れをつくってくれたチームのみんなに感謝したい。