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SR400生産終了 愛され続けた43年

 ヤマハ発動機が1978年に発売したバイク「SR400」。28日に国内向けの生産を終了しました。国内向けの生産台数は43年間で累計12万台以上。ライダーに愛され続けた名車の歴史を振り返ります。
 〈静岡新聞社編集局TEAM NEXT・吉田直人〉

“不変”貫くも、排ガス規制への対応困難に

 ヤマハ発動機は28日、1978年発売の二輪のロングセラー「SR400」の国内向けモデルの生産を終了した。空冷単気筒エンジンによる振動、鼓動感やキック方式の始動、クラシカルな外観など“不変”を貫き、幅広い世代のライダーに支持された。

2021年3月発売のファイナルエディション
2021年3月発売のファイナルエディション
 43年間の国内向け生産台数は累計12万台以上。足元の新しい排ガス規制や安全装置の搭載義務化などの動きに対し、これまで原型の良さを継承維持しながら乗り越えてきた開発対応が難しくなったと判断した。ことし1月、3月発売の最終モデル「ファイナルエディション」で生産を終えると公表した。
 ファイナルエディションの8月末までの新車登録台数は約5000台で、昨年1年間のSR400の販売台数約2400台を大幅に上回るなど、多くの反響が寄せられていた。
 〈2021.09.29 あなたの静岡新聞〉

生産停止乗り越えた過去も

 ヤマハ発動機は12月21日(※2009年12月21日)、1978年の発売以来、国内累計販売台数が12万7千台に上るロングセラーモデル「SR400」の2010年モデルを発売する。

排出ガス規制に適合させた「SR400」の2010年モデル
排出ガス規制に適合させた「SR400」の2010年モデル
  伝統の空冷単気筒エンジンを最新の排出ガス規制に適合させた。従来の「SR400」の走行性能を維持しつつ、環境性能を両立させることに腐心したという。
  「昨年8月の生産停止後も継続の要望が強かった」(同社)というファン待望の再登場。スタイリングは初代からの流れを受け継ぎながら、新エンブレムの採用など外観の質的向上を図った。
  リピーターに支持されている「SR400」だが、近年の新規購入者には若者も増えている。
  希望小売価格は57万7500円。ブラックとレッドの2色。年間販売計画は1200台。
 〈2009.11.21 静岡新聞朝刊〉※表記、内容は掲載日時点

創業50年には初代モデルのカラーリング再現

 ヤマハ発動機は、幅広い世代の支持を集める400ccモデルSR400の創業50周年記念車、「SR400・50thアニバーサリー・スペシャル・エディション」を10月17日(※2005年10月17日)から販売する。1978年発売の初代モデルのカラーリングを再現した。限定500台。

「SR400」の創業50周年記念車
「SR400」の創業50周年記念車
  SR400は初代モデル以降、基本設計を変えずに生産を継続している空冷単気筒オートバイで、単気筒ならではの鼓動感と造形美が特徴。トラッド志向の若者の人気も集め、近年の販売実績は年間約3千台。
  50周年記念車は初代モデルと同様、燃料タンクの色を黒地に金色ラインとし、黒色文字盤メーターなどを採用した。
  さらに、クラフトマンシップの象徴としてフロントフォークなどにパフ掛け処理を施した。
 〈2005.09.15 静岡新聞朝刊〉※表記、内容は掲載日時点

写真で振り返る名車の歩み

 節目の年に限定モデルを発売してきた「SR400」。初代モデルや周年記念車を写真と共に振り返る。

1978年発売の初代モデル
1978年発売の初代モデル

 ■35周年
 ヤマハ発動機は14日(※2013年2月14日)から、1978年にデビューした二輪「SR400」の発売35周年記念の特別仕様車を発売する。
  特別仕様車は基本車両をベースに、クラシック感のあるボディーカラーや専用ボディー色にあわせたシルバー塗装フレーム、ガソリンタンク側面にゴールドの「YAMAHA」ロゴなどを採用した。
 〈2013.02.05 静岡新聞朝刊〉※表記、内容は掲載日時点
 
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「SR400」の35周年記念バージョン
 
  ■30周年
 ヤマハ発動機は20日(※2008年5月20日)、1978年発売で累計販売台数12万台超のロングセラー二輪車「SR400」の30周年記念バージョンを発表した。限定500台の販売。
  タンクとサイドカバーに、ギターなどにも用いるサンバースト塗装を塗装専門家の手作業で施した。15周年バージョンでも使ったグリーンがベース色で、タンクに音叉(さ)マーク、サイドカバーに記念エンブレムを装着した。
  シートは78年型「SR500」のシートを再現したタックロールシートを採用し、天面がブラウン、側面が黒のツートンカラー。記念ロゴ入りの専用メーターパネル、真ちゅう性シリアルナンバーなど、28カ所に特別な仕様を施した。
 〈2008.05.21 静岡新聞朝刊〉※表記、内容は掲載日時点
 
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「SR400」の30周年記念バージョン
   
  ■25周年
 ヤマハ発動機はロングセラーのスポーツバイク「SR400」に25周年モデル「SR400 25thアニバーサリー・リミテッドエディション」を追加し、4月1日(※2003年4月1日)から発売する。500台の限定。
  03年モデルSR400をベースに初期型(78年)SR500タイプツートンカラーシートや真ちゅう製サイドカバーエンブレム、専用メーターパネルなど、26カ所を変更。グレード感あふれるモデルに仕上げた。
 〈2003.02.05 静岡新聞朝刊〉※表記、内容は掲載日時点

 
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「SR400」の25周年記念バージョン