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〈 交通安全運動 静岡県内の取り組みは 〉

 21日から秋の全国交通安全運動が始まりました。「歩行者の安全確保」や「自転車の安全確保と交通ルール順守の徹底」などを重点に掲げ、静岡県内では関係機関が街頭指導や啓発活動を展開しています。その一方で、自転車の交通事故が増加しています。事故防止のため、安全確認や交通ルールの順守の徹底が求められています。
 〈静岡新聞社編集局TEAM NEXT・安達美佑〉

ドライバーや歩行者にルール徹底を呼び掛け 

 歩行者の安全確保などを重点に掲げた「秋の全国交通安全運動」が21日、始まった。静岡県内でも県警や県、市町など関係機関が街頭指導や啓発活動を展開する。30日まで。

登校中の児童の安全確保に取り組む警察官ら=21日朝、静岡市駿河区
登校中の児童の安全確保に取り組む警察官ら=21日朝、静岡市駿河区
 静岡市駿河区の森下小周辺では、県警交通部や静岡中央署、静岡南署の警察官が通学路や交差点に立ち、ドライバーや歩行者に交通ルールの徹底を促した。パトカーや白バイも巡回した。横断歩道を渡る子どもたちには「周りを確認して手を挙げて渡りましょう」と呼び掛けた。
 運動の他の重点は「夕暮れ時と夜間の事故防止と歩行者等の保護など安全運転意識の向上」「自転車の安全確保と交通ルール順守の徹底」「飲酒運転等の悪質・危険な運転の根絶」。県警交通企画課によると、今年の県内の人身事故件数は20日現在、前年同期比876件減の1万3526件。交通事故死者は17人減の59人で、うち自転車利用中の死者は5人増えて14人。
 同課の長倉隆一交通事故統括分析管理官は「これからの夕暮れ時は事故が多発傾向となる。早めのライトオンを行い、歩行者は目立つ服装や光る物を持ってほしい」と訴えた。
〈2021.09.21 あなたの静岡新聞〉

横断歩道かさ上げ 速度抑制、歩行者守る 沼津の通学路に試験設置

 秋の全国交通安全運動が始まった21日、沼津署と県警交通規制課、国土交通省沼津河川国道事務所、沼津市は通過車両の走行速度を抑制して歩行者の安全を確保する「スムーズ横断歩道」を同市立原東小周辺に試験設置した。横断歩道を歩道の高さまで約10センチかさ上げし、車道側に緩やかな傾斜を設ける。10月22日まで試行する。

スムーズ横断歩道を渡る児童=21日午前、沼津市
スムーズ横断歩道を渡る児童=21日午前、沼津市
 児童が通学に利用している最高速度を時速30キロに制限している区域(ゾーン30)にある横断歩道に、「ハンプ」と呼ばれる緩やかな凸部を設けた。歩道との段差がなくなり、傾斜による車両の速度抑制を促す。「ゾーン30プラス」として指定し、歩行者の安全確保を図っていく。設置前後の車両の速度や歩行者優先の順守率などの測定、通行状況の監視、地域住民への聞き取りなどを通じて、設置効果を確かめる。
 国交省は本年度から警察庁と連携し、全国でゾーン30プラスの設定、検証を進めている。県営原団地自治会の古川久会長は「国道1号バイパスの抜け道として車通りは激しい。試験で終わらずに継続してもらいたい」と期待した。
〈2021.09.22 あなたの静岡新聞〉

自転車事故多発の静岡市 トラック衝突、保育士の女性死亡

 21日午前7時45分ごろ、静岡市葵区牧ケ谷の県道交差点で、大型トラックが同市駿河区向敷地、保育士の女性(47)の自転車と衝突した。女性は搬送先の病院で死亡が確認された。静岡中央署は同日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで、大型トラックを運転していた茨城県日立市久慈町7丁目、会社員の男(54)を現行犯逮捕した。静岡市内では今年に入り、自転車の絡む死亡事故が多発していて、県警が警戒を強めていた。

トラックと自転車が衝突した現場付近=21日午前9時ごろ、静岡市葵区牧ケ谷(画像の一部を加工しています)
トラックと自転車が衝突した現場付近=21日午前9時ごろ、静岡市葵区牧ケ谷(画像の一部を加工しています)
 現場は信号機のある片側1車線の交差点。同署によると、容疑者の大型トラックが左折する際に、直進していたとみられる女性の自転車を巻き込み数十メートルにわたり引きずったという。同署は容疑を過失致死に切り替え、事故の詳しい状況などを調べている。
 同市で今年発生した自転車の死亡事故は9件で、前年の0件から大幅に増えている。県警や県、市などは3日に緊急対策会議を同署で開き、取り締まりや街頭指導、広報啓発活動などの対策強化を確認していた。
〈2021.09.21 あなたの静岡新聞〉

自転車保険加入していますか? 自転車のルールも改めてご確認を

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静岡県では、自転車利用時の保険加入と小学生・中学生の通学時のヘルメット着用が義務化されました。(静岡県自転車条例(2019年4月1日施行)を参考に作成)
 
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ルールとマナーを守って自転車を利用しましょう。(自転車安全利用五則を参考に作成)