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〈 宿泊療養施設 静岡県内の状況は 〉

 新型コロナウイルスに感染した軽症者らに対応する宿泊療養施設。静岡県内でも整備が進んでいます。県内の稼働状況や施設の機能、整備計画などをまとめました。
 〈静岡新聞社編集局TEAM NEXT・寺田将人〉

焼津で15日から稼働 県内7カ所目 志太榛原圏域は初

 静岡県は9月13日、新型コロナウイルスの軽症者らに対応する宿泊療養施設に、新たに焼津市のホテルルートイン焼津インターを確保したと発表した。療養者の重症化を防ぐための酸素ステーション機能を備える。15日から稼働する。

新型コロナウイルス軽症者らの宿泊療養施設になるホテルルートイン焼津インター=13日午後、焼津市内
新型コロナウイルス軽症者らの宿泊療養施設になるホテルルートイン焼津インター=13日午後、焼津市内
 県によると、志太榛原圏域(島田、焼津、藤枝、牧之原市、吉田、川根本町)での宿泊療養施設の設置は初めて。135室あり、現時点では全客室を療養者用に使用する。県内の宿泊療養施設は7カ所目で、療養者用客室は計870室規模になる。
 酸素ステーション機能は入所者の体調悪化時に酸素投与し、症状の改善を図る。近隣病院の協力で医師が輪番で待機し、体調異変の電話連絡を受けるとホテルに常駐する看護師に対応を指示する。
〈2021.09.14 あなたの静岡新聞〉

8施設まで増設方針 うち3カ所で「抗体カクテル療法」

 新型コロナウイルス感染拡大に伴う静岡県への緊急事態宣言の適用を受け、県は8月25日、8月補正予算案を発表し、ホテル借り上げの軽症者向け宿泊療養施設を6施設から8施設に増設する方針を明らかにした。感染者増に対応するための措置で、うち東中西3カ所に臨時の医療施設を設置し、医師と看護師を配置する。

静岡県庁
静岡県庁
 2021年度一般会計に212億8500万円追加し、医療提供体制の強化に28億2300万円を充てる。30日の県議会8月臨時会に提出する。
 追加する2施設はホテル側と折衝中。医師と看護師を配置した3施設では機能強化策として、軽症から中等症の患者の重症化リスクを抑えるとされる「抗体カクテル療法」を実施する。
 酸素投与が必要な患者が入院調整の間、一時待機する「入院待機ステーション(仮称)」も東中西3カ所に配置する。病院の空き病棟に設置する方針で、関係者との調整に入った。
 緊急事態宣言に伴う時短要請に応じた飲食店・施設への協力金の事業費には132億1100万円を計上した。飲食店への休業・時短要請や外出自粛などの影響を受けた中小企業・個人事業者に対する応援金は、期間を1カ月延長し、9月の売り上げ減少分も対象にする。国の月次支援金の対象にならない50%未満の売り上げ減の事業者にも30%以上の減少で上限10万円の応援金を支給する。
 財源は212億円中、195億円が国庫支出金。県の自主財源として県の「貯金」である財政調整基金を17億5700万円切り崩した。同基金の残高は約91億円。
〈2021.08.26 あなたの静岡新聞〉

3施設に酸素ステーション機能追加 静岡と浜松、裾野

 静岡県は9月10日、新型コロナウイルスに感染した軽症者らに対応する県内6カ所の宿泊療養施設のうち3施設に、酸素ステーション機能を13日めどに追加すると発表した。

静岡県庁
静岡県庁
 県によると、裾野市のホテルジャストワン裾野、静岡市葵区の東横イン静岡駅北口、浜松市中区のリッチモンドホテル浜松。入所者の体調悪化時に医師が酸素投与するほか、投薬や点滴などを行う。オンラインで看護師に指示する場合もある。近接する病院の医師が輪番で対応する。
〈2021.09.11 あなたの静岡新聞〉

療養中の選挙は? 参院補選も郵便で投票可能

 静岡県選挙管理委員会は9月10日、10月7日告示、24日投開票の参院静岡選挙区補欠選挙(欠員1)に向けて市区町選管の担当者を対象にした会議をオンラインで開き、選挙事務執行の流れを確認した。

オンラインで選挙事務の流れを確認した担当者会議=10日午後、県庁
オンラインで選挙事務の流れを確認した担当者会議=10日午後、県庁
 山岸達生総括書記長補佐は新型コロナウイルス感染症の対策に触れ「特例法が施行され、自宅や宿泊療養施設で療養中の人も郵便投票が可能となった。制度周知や対応を行う必要がある」と述べた。投票率を高めるために若年層を含めた啓発活動にも力を入れる方針を示した。
 別の担当者は投票用紙や選挙公報、速報事務、選挙啓発などに加え、コロナの自宅療養者向け郵便投票の受け付けや投票用紙送付についても説明した。