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しずおかの夏 かき氷まつり

 読む・知る・役立つ記事まとめ〈知っとこ〉、きょうはいつもより1回多い5回目の更新です。子どもたちが夏休みに入ったり、暑い日が続いたり…だからでしょうか、あなたの静岡新聞では最近、「かき氷」の記事がよく読まれています。今夜は人気の記事4本をクリップしてみました。
 〈静岡新聞社編集局TEAM NEXT・松本直之〉

浜松・ニコエ「かき氷甲子園」開幕 全国の名産品使った50種類

 春華堂主催の夏イベント「かき氷甲子園」が21日、浜松市浜北区の「ニコエ」で始まった。47都道府県の名産品をトッピングしたかき氷50種類を販売し、1日当たりの平均売上げ数で人気順位を決める。9月12日まで。

遠州落花生のかき氷
遠州落花生のかき氷
 静岡クラウンメロンや宮崎県のマンゴー、山形県のサクランボなどを使用。クリームやアイス、菓子と一緒に飾り付け、華やかなかき氷に仕立てる。昨年は栃木県の夏イチゴが優勝し、クラウンメロンは2位だった。
 4回目の今年は浜松の遠州落花生のかき氷が初登場。同社の担当者は「コロナ禍で旅行や帰省が難しい状況の中、全国の特産品を使ったかき氷を食べてほしい」と話している。

カツオ抹茶/イカ墨 焼津ならではの食材生かしかき氷

 静鉄リテイリング(静岡市葵区)が焼津市の焼津さかなセンターで運営する物販店「焼津さかなセンター大漁店」が、焼津ならではの食材を使った新商品のかき氷を販売している。コロナ禍で来場者が減少している同センターを盛り上げたいと開発した。

新商品の「焼津ブラック イカ墨氷」(右)と「焼津の恵み カツオ抹茶氷」=焼津市の焼津さかなセンター大漁店
新商品の「焼津ブラック イカ墨氷」(右)と「焼津の恵み カツオ抹茶氷」=焼津市の焼津さかなセンター大漁店
 10日から販売している新商品は、宇治金時のかき氷にかつおだしのソフトクリームを乗せた「焼津の恵み カツオ抹茶氷」(税込み500円)、同店の名物商品いかすみソフトにオリジナルの竹炭シロップを加えた「焼津ブラック イカ墨氷」(税込み450円)の2種類。
 イカ墨氷には、かつおせんべいやいかせんべい、いかフライがトッピングできる。同店の八木実店長は「食べたら癖になる味」と話す。

クラウンメロンの果肉たっぷり 特製かき氷いかが 森町

 森町問詰のアクティ森内「森のレストラン かわせみ」は8月末までの期間限定で、同町産のクラウンメロンを使った特製かき氷を販売している。夏場にぴったりの一品で、販売開始当初から大好評という。

「森のレストラン かわせみ」で販売しているクラウンメロンかき氷=森町内
「森のレストラン かわせみ」で販売しているクラウンメロンかき氷=森町内
 町内生産者から直接仕入れたメロンを半玉使用し、果肉やシロップをふんだんに加えた。素材本来の甘み、香りを生かすため、余計な手を加えないのがこだわり。クラウンメロンが存分に楽しめる。
 観光振興の目玉として今年始めた。地元で生産している高級メロンを味わえるため、幅広い世代から人気を得ている。今後も夏の風物詩として継続する方針。レストランのパティシエ岩沢和子さん(32)は「クラウンメロンをぜいたくに使用している。家族や友人と一緒に味わってほしい」と話した。
 1杯1800円。各日数量限定のため、事前予約を推奨。問い合わせはアクティ森<電0538(85)0115>へ。

JAしみず 「本気」のかき氷発売 地元のイチゴやミカン 丸ごと

 静岡市清水区北脇でJAしみずが経営する「四季菜ジェラート&カフェきらり」は5日(※6月5日)から、地場産の農作物をそのまま凍らせて削るなどした「本気のかき氷」の販売を開始する。9月末まで。

清水区産のイチゴを丸ごと凍らせ削った「本気のかき氷」=静岡市清水区北脇
清水区産のイチゴを丸ごと凍らせ削った「本気のかき氷」=静岡市清水区北脇
 本気のかき氷は、2017年から提供を始め、昨年は約8千杯を売り上げた人気商品。1番人気の「まるごと苺スペシャル」では、凍らせた清水区産のイチゴ「紅ほっぺ」「きらぴ香」を果実丸ごと1パック分削り、濃厚なイチゴの風味をさわやかに楽しめる。そのほか、同区産「青島温州」などを練乳、牛乳と合わせて氷にし削った「みるくミカン」など多様な味が並ぶ。温かい地場産煎茶もセットで付く。税込み価格は880~980円。
 「きらり」は同区庵原町にあったアンテナショップの移転リニューアル店で、毎朝仕込む出来たてのジェラートが売り。定番のイチゴミルク、抹茶などに加え、枝豆、トマト、日本酒など、季節ごとに変わる旬の素材のフレーバーが人気を集めている。
 (蒲原支局・マコーリー碧水)
 ※記事内容は掲載日(6月5日)時点⇒元記事
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