知っとこあなたにおすすめ

〈 静岡県内クラフトビール巡り 〉

 あすから4連休ですね。なかなか遠出が難しいご時世ですが、近場のクラフトビールを味わうのはいかがでしょう。クラフトビールとは「小規模醸造所でつくるビールの総称」だそうです。県内各地のクラフトビールや醸造所を紹介します。
 〈静岡新聞社編集局TEAM NEXT・石岡美来〉

熱川バナナワニ園×反射炉ビヤ 完熟パパイア、ビールに変身

 伊豆の国市のクラフトビール醸造所「反射炉ビヤ」と、東伊豆町の動植物園「熱川バナナワニ園」は19日から、同園で収穫した完熟パパイアを使ったビール「伊豆パパイヤHAZY(ヘイジー)」を同園などで販売する。3月に同園のバナナを使って販売した「伊豆バナナワニIPA」に続く、同園のフルーツビール第2弾で、完売していた同商品も同日から数量限定で再発売する。

熱川バナナワニ園の完熟パパイアを使って醸造された「伊豆パパイヤHAZY」(右)とバナナを使った「伊豆バナナワニIPA」=東伊豆町
熱川バナナワニ園の完熟パパイアを使って醸造された「伊豆パパイヤHAZY」(右)とバナナを使った「伊豆バナナワニIPA」=東伊豆町
 両社は「コロナ禍で疲弊する伊豆から明るい話題を発信したい」と、3月に販売したバナナビールが好評だったため、同園で栽培する別の果実での醸造を検討した。その中で、夏らしい爽やかな味わいが期待できるパパイアを選んだ。パパイアのビールは全国的にも珍しいという。
 10品種約40株を栽培する同園のパパイアのうち、香りの強い「ブラジル大果」など4種を選び、14キロをピューレにして醸造した。山田隼平醸造長は「パパイアのこくやトロピカルな風味を際立たせるため、使うホップも厳選した。夏にぴったりの味に仕上がった」と特徴を語った。神山浩子副園長は「厳しい世相の中、ビールを飲んで笑顔になってほしい」と呼び掛けた。
 パパイア、バナナ共に330ミリリットル瓶で2100本を製造した。同園の通販サイトでは、予約も受け付けている。同園フルーツパーラーでは、1本750円で提供する。問い合わせは熱川バナナワニ園<電0557(23)1105>へ。
〈2021.7.18 あなたの静岡新聞〉⇒元記事

ブルーベリーの酸味爽やか 季節限定ビール 森町

 森町の天方地区で栽培するブルーベリーを使ったクラフトビールの販売がこのほど、森町内で始まった。地域住民らが2019年に発売した季節限定商品で、今年も順調に売り上げを伸ばしている。

今年の販売が始まったブルーベリーのクラフトビール=森町のアクティ森
今年の販売が始まったブルーベリーのクラフトビール=森町のアクティ森
 ブルーベリーが収穫期を迎える7、8月に販売している。鮮やかな赤紫色で、爽やかな香りと酸味のある味わいが特徴。通常のビールよりアルコール度数が低く、女性を中心に好評を得ている。酵母を変更してさらにコクが深まったという。
 天方地区の住民有志や県、町などでつくる「森町ツーリズム研究会森町でつながる推進部会」が、地元産ブルーベリーのブランド化を目指して始めた取り組み。
 アクティ森と松尾酒店で、数量限定で販売している。1本330ミリリットル入りで税込み600円。問い合わせはアクティ森<電0538(85)0115>へ。
〈2021.7.9 あなたの静岡新聞〉⇒元記事

三島産トマトで新感覚ビール バジル加えてピザ風味 8月発売

 三島市で栽培が盛んなトマトを活用したクラフトビール造りが、沼津市のリパブリュー沼津駅前ビール工場で始まった。地元飲食店やJA三島函南が連携し、バジルなどを加えてピザのような味わいに仕上げる予定。初めての試みに関係者は「どんな味になるか。楽しみ」と期待を込め、8月中の発売に向けて仕込みや発酵の作業を続けている。

三島産のトマトでクラフトビールを造る仕込み作業=沼津市
三島産のトマトでクラフトビールを造る仕込み作業=沼津市
 富士山からの上質な地下水が流れる三島市は水耕栽培を全国でも先駆的に導入し、現在は平地で4種類のトマトが作られている。クラフトビールには全てのトマトをペースト状にして使うほか、大麦やアシット、スモークなど4種類のモルトで酸味やくん製香を加えた。糖化槽でろ過した麦汁を煮沸釜でトマトと混ぜ合わせ、仕込みと発酵に約30日かけて完成させる。
 市内では、飲食店の調理人が農家を訪ねて新たなレシピのヒントを探す「みしま農家めし」を展開中。その際に、トマトの生産者から「加工品を作ってほしい」との依頼があり、市の補助金も受けて発泡酒の開発に乗り出した。トマトだけを使うと青味も残るため、生のバジルやスモークモルトを加えてピザに近い味わいに仕上げるという。
 醸造するリパブリューの畑翔麻オーナー(30)は「ピザ風味のクラフトビールは初めての挑戦。造ってみないと分からないが、どんな味になるか楽しみ」と語る。
〈2021.7.10 あなたの静岡新聞〉⇒元記事

ユズ果汁たっぷり♡ビール 川根・KAWANEホールディングス

 しずおか食セレクションに認定されている「川根本町ゆず」をPRしようと、KAWANEホールディングス(同町)が県内のクラフトビール製造会社と連携し、ユズビールを開発した。22日から町内の飲食店や宿泊施設で提供する。

栓を開けたときに広がるさわやかな香りが特徴のユズビール=川根本町内
栓を開けたときに広がるさわやかな香りが特徴のユズビール=川根本町内
 KAWANE―が指定管理者として運営する「ウッドハウスおろくぼ」で宿泊者に町の特産物をいかした品を提供できないかとビールの開発に着手。牧之原市の「池田屋麦酒」との共同開発で製品が完成した。
 ビールにはユズの果皮、果汁をふんだんに使用した。KAWANE―の浜谷友子取締役は「栓を開けたときに広がるユズのさわやかな香りが特徴」と話す。450本限定。
 ウッドハウスおろくぼのほか、フォークノット・カフェ・スター(千頭)、カフェうえまる(同)、レスト&コーヒー 湖上駅カフェ(奥大井湖上駅)、三ッ星村(下泉)、求夢荘(寸又峡温泉)で提供する。大井川鉄道千頭駅の売店にも並び、一本880円(税込み)。
2021.7.22 あなたの静岡新聞〉⇒元記事