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〈 五輪聖火リレー 交通機関で計画運休 〉

 23日から25日まで、静岡県内で聖火リレーが行われるのに伴い、大規模な交通規制が行われます。一部地域では帰宅時間ラッシュに重なるため、渋滞や混雑が予想されます。移動やお出掛けの際は十分にご注意ください。路線バスの計画運休に関する情報をまとめました。
 〈静岡新聞社編集局TEAM NEXT・村松響子〉

静鉄バス計画運休 静岡市葵区など6市で

 しずてつジャストライン(静岡市葵区)は23、24の両日、同区など6市の路線バス計55路線の約600便を計画運休する。同区では1万人以上の利用者に影響するという。

計画運休の対象自治体と時間
計画運休の対象自治体と時間
 同区の計画運休の対象時間は23日午後5時10分~午後8時半。帰宅ラッシュ時間帯と重なることから、帰宅困難者が発生する可能性もあるという。同社は利用者らに時差退勤やリモートワーク、フレックスタイム制の活用を呼び掛けていく。
 路線ごとの詳細は同社ホームページで確認できる。
 問い合わせは静鉄バスコールセンター<電054(252)0505>へ。

遠鉄と富士急グループも路線バス運休や迂回 県西部と東部11市町

 遠州鉄道(浜松市中区)は、東京五輪の聖火リレー開催に伴う交通規制で、23日に浜松市北区と磐田市、湖西市で路線バスの計画運休と迂回(うかい)運転を実施すると発表した。

計画運休などの対象自治体と時間
計画運休などの対象自治体と時間
 対象は浜松市北区が1路線2便、磐田市が3路線29便、湖西市が1路線1便。リレーコースの一部区間を運休したり迂回したりする。湖西市は利用者の多い小学生の通学時間帯に当たるが、リレーコースにバス通学児童の学区は含まれないため、同社は大きな影響はないとみている。
 計画運休と迂回運転の詳細は同社ホームページで公開している。問い合わせは遠鉄バスコールセンター<電053(455)2255>へ。

 ■東部8市町もバス運休や迂回 富士急グループ
 静岡県東部で路線バスを運行する富士急グループ3社は、東京五輪の聖火リレーに伴う交通規制で24、25の両日に8市町の路線バス計46路線の155便で計画運休と迂回(うかい)運転を行うと発表した。
 対象は、計画運休が富士、沼津、富士宮の3市と長泉町で39路線140便。迂回運転は三島、裾野、御殿場の3市と小山町で7路線15便。一部では帰宅のラッシュ時間帯とも重なり、3社は数千人の利用者に影響すると見込んでいる。
 ウェブサイト上で詳細情報を掲載し、対象時間帯を避けるなど注意を呼び掛けている。
 問い合わせは富士急モビリティ(御殿場市、小山町)<電0550(82)1333>、富士急静岡バス(富士、富士宮両市)<電0545(71)2495>、富士急シティバス(沼津、三島、裾野の3市と長泉町)<電055(921)9411>へ。

聖火リレー スタートはどこから?

 初日の23日は午前8時24分に湖西市を出発。浜松市や島田市などを通過して静岡市葵区の駿府城公園まで運ぶ。2日目の24日は午前8時25分に牧之原市から始まり、藤枝市や三島市などを経て、沼津市のプラサヴェルデへ。最終日の25日は午前8時45分に伊東市をスタートし、下田市、御殿場市などを巡った後、富士宮市の富士山本宮浅間大社に着く。終了時間は30~60分早まり、各日午後7時40分を予定する。

静岡県内オリンピック聖火リレールート出発地・到着地
静岡県内オリンピック聖火リレールート出発地・到着地
 聖火を次の区間に移動する際は、ランタンに入れて車両で運ぶ。聖火の車両移動中は本ルートから離れた場所でも、あらかじめ聖火から取った火と別のトーチを使ってリレーできる特例を採用する。こうした「特殊区間」を当初計画よりも五つ増やして11区間とし、時間短縮につなげる。

県内有数の渋滞エリア 沼津市は広報カード配布

 沼津市は、24日に市内で行われる東京五輪の聖火リレーで、コース沿道での観覧の注意点などを記載したカードを配布している。当日に交通規制が行われる市内コース周辺は県内有数の渋滞エリア。帰宅ラッシュの時間帯にも重なる。カードを配布することで交通規制への注意を促し、聖火リレーの円滑な運営を目指す。

聖火リレーに伴う交通渋滞を懸念して配布している広報用カード=沼津市役所
聖火リレーに伴う交通渋滞を懸念して配布している広報用カード=沼津市役所
 聖火リレーは同日午後7時3分に飛龍高グラウンド入り口前を出発し、同40分にプラサヴェルデへと到着する予定。コース周辺は学園通りの共栄町交差点―杉崎町交差点や、県道162号(リコー通り)の桐陽高前―あまねガード南交差点などで、午後5時20分から午後8時20分の間、通行止めが行われる。
 とりわけ、市が神経をとがらせるのは大渋滞の発生。リレー区間は普段から朝夕のラッシュ時に車両が混雑し、道路沿いには学校や飲食店、スーパーなども立ち並ぶ。
 対策の一環として、市は広報用カードを約1万5千枚作成した。表面に実施日の「2021・6・24」や五輪マークを掲載して告知し、裏面にはリレーの出発と到着予定時間や、沿道で観覧する際のマスク着用などの注意点、インターネットのライブ中継のQRコードを載せた。市内小中高校や地区センター、体育館などで配布し、理解を求める。
 市は広報誌やホームページなどでも迂回(うかい)ルートを載せ、周辺事業所にも協力を呼び掛ける。市ウィズスポーツ課は「十分な周知を図らなければ、交通マヒを起こしかねない。可能な限り、混乱を少なくしたい」としている。