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木乃華サクヤ♡18日配信デビュー

 静岡新聞社・静岡放送公認のバーチャルユーチューバー(Vチューバー)「木乃華サクヤ」があす6月18日午後8時、配信デビューします。あなたの静岡新聞でも4日間にわたってアップした“本人”へのリモートインタビューを改めてまとめました。声もぜひ聴いてみてくださいね。聞き手はサクヤゆかりの富士宮市で取材活動を行う吉田史弥富士宮支局長。私も同席させていただきました。
 〈静岡新聞社編集局TEAM NEXT・松本直之〉

いったいどんな子? 富士山に住むVチューバー

 ―富士山にいると聞きましたが?

木乃華サクヤ
木乃華サクヤ
 「てっぺんに住んでるんだよ。空が近くて、雲がすぐそこにあるの。最近はだいぶ雪も解けて、涼しいけどいい感じ。でも、学校がない時は独りぼっちで過ごしてるからちょっぴり寂しいなって思ってるの。もうすぐ山開き。今年はたくさん人が来るといいな」

 ―名前の由来は?
 「コノハナサクヤヒメっていう富士山の女神さまだよ。富士山本宮浅間大社さん直々の選名だから御利益あるよ~。安産、農業、漁業、織物業、酒造業、海上安全、縁結び、美容-。とにかくオールマイティーにかなえちゃうよ。たくさんお参りしてほしいな」

 ―どんな富士山が好きですか?
 「女子高生になってみようって決めて、珍しく山から下りたのね。その時の朝焼けに囲まれた富士山がすごくきれいで。夕方の富士山は、星に囲まれてるのを見ると、何ていうのかな…。最近の子は『エモい』って言うんだよね? そんな気分になります」
 

どんなファッション? 見れば見るほど静岡発見

 ―富士山をイメージするデザインですね?

木乃華サクヤ
木乃華サクヤ
 「全体的に静岡を感じてもらえるようなデザインになっています。例えば髪飾りは県の形、富士山、桜を組み合わせて作ってるんだよ。この髪飾りを見たらサクヤだ~って思ってもらえるような、かわいいデザインにしてもらったんだよね。見れば見るほど発見があるかも、なファッションになっています

 ―デザインのnecömiさんはどんな方ですか。
 「necömiママはね、たくさんのソーシャルゲームやライトノベルのイラストも担当している超絶有名イラストレーターさんなんです。とっても優しくて面倒見よくて、めちゃくちゃすてきな人。ここはこの色がいいとか、たくさんわがまま言っちゃったんだけど優しくほほ笑んでお洋服作ってもらいました」

 ―ほくろの位置がチャームポイントだと話題になっていますね。
 「涙ぼくろは結構ある子多いと思うんだけど、肩のほくろって珍しい気がする。肩の中心にあるんだけど、サクヤも富士山みたいに日本の中心になるといいな。サクヤ全部魅力的かなって思っていて。チャームポイントはどこって聞かれたらサクヤの全部って答えようかなと思っています」

静岡県の魅力…おいしい食べ物がたくさん!

 ―静岡県の魅力をどう感じていますか?

木乃華サクヤ
木乃華サクヤ
 「静岡の子たちは地元愛がめちゃめちゃ深くて、社交的で朗らかで優しい子が多いなと思っていて。新しいお店もたくさんできて、おいしそうなものがたくさんあるなーと思ってます。サクヤも山から下りるようになったから、女子高生生活でおいしいもの食べたいなあっていろいろのぞいてる最中だよ」

 ―好きな名物は?
 「最近は静岡おでんばっか食べてました。黒はんぺんと卵と牛すじ、大根をよく食べてたんだけど、3食これでいいかな~って。海鮮とお肉も好き。スイーツも。おまんじゅうとか安倍川もち、へらへら餅、えびせんべい…。おいしいものがあり過ぎて、太っちゃうかなって心配」

 ―県内で行ってみたい場所はありますか?
 「静岡ってインスタ映えスポットがたくさんあるでしょ! はままつフラワーパークとか虹の郷とか、(三島)スカイウォークとか。お花とか海とか好きなので、きれいな所に行ってみたいな。そういうスポットに行ったり、おいしいもの食べたりして幸せになったのを、みんなに自慢…じゃなくて共有できればと思ってます」

今の気持ちは? 静岡好き、増えるといいな

 ―明日デビューですね。今の気持ちを。

木乃華サクヤ
木乃華サクヤ
 「めちゃくちゃ緊張してるよ。でもみんなと興味のあることをお話しして、静岡を好きになってくれる人が1人でも増えるといいなと、わくわくする気持ちもあるよ。若い人から年配の方まで、たくさんの人に受け入れてもらえたらうれしいな」

 ―目指すことは何ですか。
 「『静岡を身近に感じてもらって、魅力を世界に発信したい!』ということ。県外に住む人でも『自分も県民の1人』って思ってもらって、長期休暇などには“帰って”来てほしい。だからリスナーさんのことは『県民ちゃん』って呼ぼうかな。将来の夢は静岡の活動に参加して、サクヤを知らない県民はいないんじゃないかなというレベルで親しみを感じてもらうこと。お姫さま系バーチャルユーチューバーとして頑張ります」

 ―どんな企画や発信に挑戦してみたいですか。
 「静岡にまつわることなら何でも。食レポや地元紹介、あと文化祭に呼んでもらうとか。でも静岡を盛り上げるためには県民以外にもサクヤを知ってもらいたいから、ゲームやお悩み相談、歌などもたくさん挑戦していきます。それでは~。二礼二拍手一礼!」
地域再生大賞