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〈 3時のアフタヌーンクリップ 〉

 こんにちは。6月11日(金)午後3時を回りました。週末もお天気がもってくれると嬉しいですね。この時間は朝からよく読まれている記事や、編集部で話題に上った記事を4本ご紹介します。スポーツの話題をも取り上げてみました。
 〈静岡新聞社編集局TEAM NEXT・寺田将人〉

柿田川公園を外国人にPR 英語力生かし動画制作 加藤学園暁秀高

 沼津市の加藤学園暁秀高バイリンガルコースの3年生有志7人が、外国人向けに柿田川公園(清水町)のPR動画を英語で制作した。「新型コロナウイルスの影響で来日できない外国人に、公園に来た気分を味わってほしい」と、生徒が企画立案し、撮影、編集した。語学力を生かして約10分間の映像に仕上げた。

外国人向けの柿田川公園のPR動画を制作した生徒=沼津市の加藤学園暁秀高
外国人向けの柿田川公園のPR動画を制作した生徒=沼津市の加藤学園暁秀高

 暁秀高では久保田茄音さん(17)=清水町=を中心とする生徒が同公園の英語観光マップを作製するなど、東京五輪・パラリンピックを見据えた外国人観光客のおもてなしを準備してきた。しかし、海外客の受け入れ断念が決まったため、来訪できない外国人に公園の魅力を伝える方法を考え、動画の制作を決めた。
 柿田川の水の特徴などを説明する中谷晃大さん(17)の英語のナレーションで動画は始まる。案内役の生徒が、観光客役のラフィニャン・マリーさん(18)に流ちょうな英語で展望台、貴船神社などのスポットを紹介する。編集を担った高橋帆宣さん(17)は「親近感が湧くように」と、あえて笑い声を入れるなど工夫したという。
 動画は、清水町の公式ユーチューブで近日中に配信する。久保田さんは「(感染が収束して)外国人が気軽に来日できるようになったら、自分たちが直接公園を案内したい」と意気込んだ。

なでしこ8発大勝 杉田(藤枝順心高出)が代表連続ゴール サッカー女子国際親善試合

 サッカー女子の国際親善試合は10日、エディオンスタジアム広島で行われ、国際サッカー連盟(FIFA)ランキング11位の日本は同31位のウクライナに8-0で大勝した。

日本―ウクライナ 後半35分、6点目を決め笑顔を見せる杉田(中央)=エディオンスタジアム広島
日本―ウクライナ 後半35分、6点目を決め笑顔を見せる杉田(中央)=エディオンスタジアム広島
 日本は開始早々に初出場の塩越(三菱重工浦和)が先制し、岩渕(アーセナル)や宝田(スピリット)が加点。塩越の自身2点目もあり、前半で4ゴールを奪った。後半もボールを支配し、岩渕や杉田(INAC神戸、藤枝順心高出)、田中(レーバークーゼン)、籾木(レイン)が得点を重ねた。
 日本は13日にカンセキスタジアムとちぎで世界28位のメキシコと対戦する。

日本 8(4―0 4―0)0 ウクライナ
▽得点者【日】塩越2(前5分、前41分)岩渕2(前30分、後13分)宝田(前38分)杉田(後35分)田中(後44分=PK)籾木(後45分)
▽観衆 796人

 【評】ボールを支配した日本が大量8点を奪った。前半5分、敵陣での奪取から塩越が先制。クロスやCKから岩渕、宝田らが加点。後半途中からはより攻撃的な布陣に変え、杉田らが決めた。ウクライナは攻撃の起点をつくれなかった。

■杉田(藤枝順心高出) 代表連続ゴール
 気温30度を超える暑さでウクライナの足は止まっていたが、好機を一発で仕留めた。後半35分。後半22分から途中出場した杉田(INAC神戸、藤枝順心高出)はCKのこぼれ球に素早く反応。左足で6点目を豪快にたたき込んだ。代表初得点を挙げた4月のパナマ戦からの連続ゴール。「得点は狙っていた。いい結果が出て良かった」と声が弾んだ。
 以前は神戸でも、代表でもボランチに入ることが多かったが、この日、高倉監督から求められたのは攻撃的ポジション。4-4-2だったシステムを杉田の投入直前に、4-1-4-1に変更。ボランチより前めの中盤の真ん中に入り、前線へ効果的なパスを送った。
 神戸での練習も最近はFWに入る機会が増え、杉田は「得点を狙う意識がついてきた」と胸を張った。格下相手だったとはいえ、指揮官は「相手が引いた中でいかに点を取るか。多くの選手が点に絡んでくれたのが収穫」と手放しで喜んだ。
 後半31分から出場した遠藤(日テレ東京V、JFAアカデミー福島出)も8点目をアシストするクロスで存在感を示し、首脳陣をうならせた。出番がなかったGKスタンボー(大宮、JFAアカデミー福島出)も代表入りを狙う。指揮官は「成長を楽しんで思い切ってプレーしてほしい」。五輪メンバーは18人。最後の生き残り競争でレベルアップを期待している。

■ウクライナ 暑さに苦しむ
 慣れない日本の暑さがウクライナを苦しめた。気温33・1度で試合開始は午後3時15分。ジンチェンコ監督は「暑さはかなりストレスだった。この時間帯に試合をする目的が理解できない」と憤りをあらわにした。
 来日したのは7日で、気候に慣れるには時間が足りなかった。シュートわずか2本で大敗し「なぜ私たちを呼んだのか疑問に思う。これから5日間くらい、暑さの後遺症と闘うことになる」と話した。

静岡県産材の公共施設で利用減少 コスト面で敬遠

 静岡県がまとめた県内公共部門の県産木材利用実績によると、2020年度に公共建築物の構造材や内装などに活用された県産材の総利用量は、前年度比8%減の1358立方メートルで3年連続の減少となった。県や市町が公共施設に使用した木材の県産材比率は県が83%、市町が53%と、市町の利用率の低さが目立った。

県産材を利用して建設された小山町の足柄駅交流センター
県産材を利用して建設された小山町の足柄駅交流センター

 18~20年度の3年間に県や市町が建設した木造化が可能な大規模でない公共施設のうち、実際に木造建築物として建設された施設は県が8施設中7施設、市町合計は91施設中37施設だった。
 市町での県産材利用率が低水準となっている要因について、県は「コスト面や耐久性への懸念から木造化が可能でも鉄骨造が選択されたり、県産材より安価な外国材や他地域材が選択されたりする実情がある」(林業振興課)とみる。
 県産材利用促進に向け県は今後、市町担当職員向け研修会を通じ、地域ネットワークを活用した共同受注など県産材利用を阻むコストや調達面の解決策を探る。
 県は県産材活用促進に向け、本年度を最終年度とする4カ年の利用目標を盛り込んだ「公共建築物等木使い推進プラン」を策定している。公共土木工事などを含めた20年度の公共部門の県産材総利用量は、前年度比2%減の2万1170立方メートルで、年間目標値(2万1000立方メートル)を達成した。次年度以降のプランも年度内にまとめる。

馬術の林伸伍(御殿場)初の代表に 東京五輪

 日本馬術連盟は10日、東京五輪の馬場馬術代表に御殿場市のアイリッシュアラン乗馬学校の林伸伍(36)ら3選手が決まったと発表した。初の五輪代表。林は2014年の仁川(韓国)アジア大会の馬場馬術団体で銀メダルを獲得し、18年には世界選手権に出場した。アイリッシュアラン乗馬学校ではチーフインストラクターを務めている。

林伸伍
林伸伍
 日本は開催国の3枠を保有し、林のほか佐渡一毅、北原広之(ともに日本中央競馬会)の代表3選手は個人と団体に出場する。4月1日から今月9日までが選考期間で、日本連盟主催の選考会を含めて三つの競技会の平均成績上位3選手が選ばれた。

 林伸伍の略歴
 はやし・しんご 北海道出身。東海大四高(現東海大札幌高)、明治大出。16年リオデジャネイロ五輪では惜しくも補欠に回った。

 自分自身に期待している
 林伸伍の話 初めての五輪が自国開催でプレッシャーもあるが、大きな舞台の方が力を出せるタイプだと思っている。自分自身に期待しているし、馬も大きな舞台で能力を発揮できるタイプ。今から楽しみ。