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〈 ゆるキャン△「聖地」マップ続々 〉

 人気漫画「ゆるキャン△」に登場する静岡県内の舞台を紹介するマップが続々製作されています。漫画、アニメ、ドラマのモデル地、ロケ地を訪ね、作品に浸る。お越しの際には「聖地巡礼」のお供にぜひ入手してくださいね。県などのサイトでダウンロードできるものもありますよ。
〈静岡新聞社編集局TEAM NEXT・松本直之〉

漫画「ゆるキャン△」舞台マップに 大井川流域の食事処、つり橋… 聖地巡礼へ観光実行委

 大井川流域観光事業実行委員会は、キャンプを題材にした人気漫画「ゆるキャン△」の舞台になった大井川流域の観光スポットを紹介するマップを作製した。島田市観光協会「おおいなび」や川根本町まちづくり観光協会などで配布している。

「ゆるキャン△」に登場した大井川流域の観光スポットを紹介するマップ=島田市観光協会「おおいなび」
「ゆるキャン△」に登場した大井川流域の観光スポットを紹介するマップ=島田市観光協会「おおいなび」
 大井川流域は同作品の10、11巻の舞台。マップは作品に登場した食事処やカフェ、キャンプ場、つり橋など各観光スポットを紹介している。漫画のイラストと現地の写真を並べて掲載してある。楽しみながらモデル地巡礼ができるように中身を仕上げたという。
 担当者は「夏のキャンプシーズンを前にマップで多くの人に大井川流域の魅力を知っていただくきっかけになれば」と話している。

富士市はモデル地のキャンプ場への道のりを紹介

 富士市は、キャンプを題材にした人気漫画「ゆるキャン△」で、主人公の1人の各務原なでしこが初めてのソロキャンプを体験したキャンプ場のモデルになった同市の野田山健康緑地公園キャンプ場までの道のりを紹介したマップ「なでしこ ソロキャンへの道in富士」を制作した。同キャンプ場から近い道の駅「富士川楽座」や、新富士駅観光案内所などで配布する。

なでしこの初ソロキャンプのモデル地への行き方を示したマップ=富士市役所
なでしこの初ソロキャンプのモデル地への行き方を示したマップ=富士市役所
 マップはA3判。1人でキャンプに挑戦しようと、なでしこが歩いたJR富士川駅から同キャンプ場まで約5・5キロ、所要時間90分の道のりを記した。
 アニメ「ゆるキャン△SEASON2」で登場したシーン10カ所と、同じポジションで撮影した写真を徹底比較したほか、キャンプ場内のトイレや炊事棟、木製のテーブルなど8カ所もアニメと実写で比較している。
 車での訪問に便利な東名高速道富士川サービスエリア付近からのルートも表記した。
 裏面では、市内のキャンプ場や絶景スポット、観光名所、道の駅など13カ所の見どころを「お立ち寄りスポット」として紹介した。
 野田山健康緑地公園キャンプ場は富士市街地の夜景や、駿河湾と富士山を一望する景色が楽しめる。夏のリニューアルオープンに向けて改修中で、現在は立ち入りが禁止されている。

浜松市はドラマ「ゆるキャン△2」のロケ地紹介マップも

 浜松市は、SBSテレビで放送中のドラマ「ゆるキャン△2」に登場した浜松市内の撮影地を紹介するマップ5万部を作成した。ファンや観光客にロケ地巡りを楽しんでもらおうと、JR浜松駅構内の観光インフォメーションセンターや市役所、各観光協会などで配布を始めた。

テレビドラマ「ゆるキャン△2」のロケ地を紹介するマップ=浜松市役所
テレビドラマ「ゆるキャン△2」のロケ地を紹介するマップ=浜松市役所
 マップは、主人公の女子高生たちが友情を深めた三ケ日高山ふれあいの森展望台や、うな重に舌鼓を打ったウナギ店「うなぎ さくめ」など12カ所を紹介している。
 表紙は志摩リン役の福原遥さん、各務原なでしこ役の大原優乃さんら5人が登場。ポスターなどに使われるドラマのメインビジュアルで、浜名湖の弁天島海浜公園沖の「いかり瀬」で撮影された。
 B4サイズの二つ折り。原作漫画「ゆるキャン△」の作者で、同市出身の「あfろ(あふろ)」さんが市民やファンに向けて寄せたメッセージも載せた。
 市はアニメ「ゆるキャン△ SEASON2」のモデル地を紹介するマップも今春から引き続き配布している。市観光・シティプロモーション課の担当者は「ゆるキャンは家族連れや女性にも人気が高い。持続的な誘客につなげたい」と期待を寄せる。

静岡県も昨年からプラン展開、マップも配布

 静岡県は25日、静岡県や山梨県を舞台とするキャンプがテーマのアニメ「ゆるキャン△」を活用した観光振興策を発表した。多くのキャンプ場がある静岡県の特色を生かし、新型コロナウイルス禍を受けて高まるアウトドアレジャーの需要取り込みを狙う。

アニメ「ゆるキャン△」の登場キャラクターのパネルや、描き下ろしメインビジュアルを紹介する職員=25日午後、県庁
アニメ「ゆるキャン△」の登場キャラクターのパネルや、描き下ろしメインビジュアルを紹介する職員=25日午後、県庁
 静岡市駿河区の日本平から望む富士山を背景に描き下ろしたイラストを活用。静岡空港を発着地とするレンタカーのキャンペーン、作品ゆかりの地やキャンプ場をまとめたイラスト入りマップの配布など幅広い施策を展開する。
 女子高校生5人が活躍する同作は、来年1月から第2期の放送が始まる。これに合わせ今年12月から、同空港の航空路線とレンタカーを利用して県内に1泊する人を対象に、3千円分のクーポン提供、キャンプ用品一式を空港で借りられるサービスなどを行う。
 今月29日に全国の映画館で作品を先行上映するイベントでは、東京と福岡の会場でマップなどを配布し、周知を図る。
 県スポーツ・文化観光部の植田基靖部長は「キャンプは密にならない環境下で楽しめるレジャー。一年中富士山と海を望める“キャンプの聖地”として提案したい」と話した。マップは「ゆるキャン△×静岡県」特設サイトでも閲覧できる。
 〈2021.11.26 あなたの静岡新聞〉⇒元記事