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〈 3時のアフタヌーンクリップ 〉

 先日、島田市にある茶の都ミュージアムに行ってきました。お茶の歴史・文化を学んでから飲む新茶はひときわおいしく感じます。
 この時間の記事まとめ〈知っとこ〉は定番の「3時のアフタヌーンクリップ」をお届けします。きょうよく読まれている記事、私が気になった記事をピックアップして4本紹介させていただきます。
 〈静岡新聞社編集局TEAM NEXT・尾原崇也〉

静波海水浴場、今夏開設へ さがらサンビーチも 牧之原市、期間短縮など対策徹底

 牧之原市海水浴場運営委員会(会長・杉本基久雄市長)は7日、市役所で会合を開き、コロナ禍を踏まえ昨年は中止した市内海水浴場を今夏は開設することを決めた。2週間程度期間を短縮し、緊急事態宣言が出ている地域からの来訪を制限するなど、対策を徹底した上で実施する。

海水浴場を開設しなかった昨夏の静波海岸。利用者は大幅に落ち込んだ=2020年8月、牧之原市
海水浴場を開設しなかった昨夏の静波海岸。利用者は大幅に落ち込んだ=2020年8月、牧之原市
 開設するのは、静波海水浴場とさがらサンビーチの2カ所。例年は7月1日からとしている開設期間は、短縮して同16日から8月31日までとする。駐車場(有料)の入り口で車のナンバーを確認し、緊急事態宣言が出ている地域からの来訪であれば入場を断る。海の家などでも、パーティションの設置や検温の実施などを行う。
 委員会事務局の市商工観光課が、海水浴場での感染防止対策ガイドラインを委員に説明した。静岡県に緊急事態宣言が発令された場合などは、同委員会の決定を経て海水浴場を閉鎖することも明記した。
 海の家やライフセービングクラブの代表者や地元区長ら11人の委員が出席し、海水浴場の開設を決定した。委員からは来訪者のチェック態勢の強化を求める意見が出た。杉本市長は「意見を踏まえてガイドラインを見直すなど、安全対策を講じていく」と述べた。

懐かし「唐揚げ」盛況 富士の専門店、吉原ビアガーデン名物の味再現

 かつて富士市の吉原商店街で、夏に出ていたビアガーデン名物の「骨付きの唐揚げ」を再現し、4月に同商店街で開店した唐揚げ店「唐揚げ十四番」が連日にぎわう人気になっている。オーナーの鈴木大介さん(33)は「昔を知る人に懐かしく、若い人には新しい味として受け入れてもらえたら」と話す。

人気になっている特製の唐揚げをPRする鈴木さん=富士市吉原の吉原商店街
人気になっている特製の唐揚げをPRする鈴木さん=富士市吉原の吉原商店街
 リノベーションビルでのゲストハウス運営などを手掛ける会社「吉原マネジメントオフィス」が開設。コロナ禍で外国人客が見込めない中、昨夏開いたビアガーデンで好評だった唐揚げを常設店舗で提供し、商店街活性化の一端を担う。
 唐揚げは、昔あったビアガーデンで調理をしていた鈴木さんの父から秘伝の味を引き継いだ。骨付きの手羽やももを特製調味料でしっかりと味付けし、2度揚げで外はパリパリ、中はジューシーな食感に仕上げる。新たに作った「骨なしぶつ」も大ぶり。唐揚げは100グラム当たりの量り売り。同商店街のランチの充実につながればと、弁当や唐揚げ丼も用意した。
 国産鶏肉や地場産の食材の使用、使い捨てプラスチック容器の削減などSDGsを意識した運営を心掛ける。
 揚げるのに時間を要するため、事前予約を勧めている。火曜定休。問い合わせは十四番<電0545(52)0014>へ。

片手で切れるトイレ紙ホルダー セキトランスシステム(長泉町)が開発

 廃棄物処理・運送業のセキトランスシステム(長泉町、関則雄社長)は、トイレットペーパーが片手で切れるペーパーホルダー「サワラナイデー」を開発した。新型コロナウイルスの感染予防などにつなげようと、ホルダーに触れずに済むよう設計した。10日から発売する。

トイレットペーパーが片手で切れるペーパーホルダー「サワラナイデー」=長泉町
トイレットペーパーが片手で切れるペーパーホルダー「サワラナイデー」=長泉町
 上部カバーの隙間にペーパーを通し、上向きになった切り歯で切断する仕組み。カバーを押さえなくても、ペーパーを斜め下に軽く引っ張るだけで切れるという。
 切り歯は手が直接触れてもけがしないように弾力性のある樹脂を使った。ペーパー交換もホルダーに接触することなくできる。高齢者や障害者のトイレ介助の負担軽減にもつながるという。ファルマバレーセンターの補助金を受けて開発した。特許出願中。
 一般家庭をはじめ、飲食店や介護施設、病院、公共施設などでの利用を想定する。関社長は「コロナ禍で苦しむ飲食店などの感染リスクを減らし、安心して施設を利用してもらうための一助になれば」と話す。
 先行受注を始めたクラウドファンディングサイト「マクアケ」では、目標の10万円を大幅に上回る50万円以上が集まったという。価格は6578円。

浜松まつり、寂しい閉幕 5880人参加 密集対策に課題も

 新型コロナウイルスの感染防止対策として規模を大幅縮小し、昼の凧(たこ)揚げだけを無観客で行った浜松まつりは5日、3日間の日程を終えた。主催者の組織委員会によると、期間中の参加者は延べ約5880人(例年は観衆を含め延べ100万人以上)。広野篤男代表委員長は「参加者がラッパや笛を使用しないルールを守り、飲食禁止など感染予防策を徹底してくれた」と評価した。

97町が参加し、凧揚げだけを行った浜松まつり=浜松市南区の凧揚げ会場
97町が参加し、凧揚げだけを行った浜松まつり=浜松市南区の凧揚げ会場
 広野代表委員長は今年の反省点として「開催に向けての各町への情報伝達がスムーズに行かず、混乱を招いてしまった」と振り返った。感染対策に関しては計画通りに進められたとした上で、「ウイルスの潜伏期間とされる今後2週間は念のために、うつさないための対策を続けてほしい」と呼び掛けた。
 一方、南区瓜内町凧揚会の大河内康晃組長(50)は「ラッパなど鳴り物が禁止され、祭りらしさを感じなかった」と率直に語る。それでも「2年連続中止だったら、このまま祭りが無くなってしまうのではとの危機感もあった。開催した意味はある」と受け止めた。
 中区幸町の参加団体「幸組」の佐藤匡由組長(38)は「来年は開催可否や形態についてもっと迅速に意思決定をしてもらいたい」と運営に注文を付けた。
 4、5の両日は凧が風で流されるなどして複数の町の凧糸が絡み合い、参加者が密集する場面が見られた。
 凧揚げ会場を監督する企画統制監理部の朝比奈利充幹事長は感染防止のために禁止した「糸切り合戦」に当たらないとしながら、「糸が絡まって、結果的に参加者が密になってしまう状況をどう回避するのか。対策を検討する必要がある」との認識を示した。