「どうする家康」大河ドラマ館 見どころをぎゅっと紹介
徳川家康が主人公の大河ドラマ「どうする家康」。家康が青年期を過ごした浜松に、大河ドラマ館がオープンしました。グランドオープンは3月22日ですが、周辺も含めてすでに盛り上がりを見せています。どのような施設なのか、見どころを1ページにまとめました。
歴代の家康俳優を紹介 松本潤さんら全身パネルも人気
戦国武将徳川家康が主人公の大河ドラマ「どうする家康」をテーマにした大河ドラマ館が22日、浜松市中区の元城小跡地にプレオープンした。初日は市内外から、親子連れやファンなど2891人が来館した。

記念セレモニーで鈴木康友市長は「浜松は家康公が飛躍成長した出世の街。市を挙げたPRで地域活性化につなげたい」と言葉に力を込めた。
グランドオープンは3月18日。プレオープン期間の2月28日までは、歴代大河61作品のうち25作品で家康役を務めた俳優らを紹介するパネルや一部衣装などを展示する。「どうする家康」関連では、家康役の松本潤さん、正室・瀬名役の有村架純さんの全身パネルを設置したフォトスポットが人気を集めた。
セレモニーでは鈴木市長や官民でつくる家康プロジェクト推進協議会の斉藤薫会長、名誉館長で徳川宗家19代当主の徳川家広さん、ドラマで浜松ゆかりの井伊直政を演じる板垣李光人[りひと]さんらがテープカットに臨み、開館を祝った。
〈2022.1.23 あなたの静岡新聞〉
グランドオープンは3月18日。プレオープン期間の2月28日までは、歴代大河61作品のうち25作品で家康役を務めた俳優らを紹介するパネルや一部衣装などを展示する。「どうする家康」関連では、家康役の松本潤さん、正室・瀬名役の有村架純さんの全身パネルを設置したフォトスポットが人気を集めた。

「どうする家康」で徳川家康公を演じる松本潤さんらの全身パネルと記念撮影を楽しむ来場者=22日午後、浜松市中区
セレモニーでは鈴木市長や官民でつくる家康プロジェクト推進協議会の斉藤薫会長、名誉館長で徳川宗家19代当主の徳川家広さん、ドラマで浜松ゆかりの井伊直政を演じる板垣李光人[りひと]さんらがテープカットに臨み、開館を祝った。
〈2022.1.23 あなたの静岡新聞〉
葵の御門目の前 出世城、浜松城の敷地内に位置

「葵の御紋」を描いた広場が、ひときわ目を引く。
ドラマ館が建つ地は徳川家康が青年期などの17年間を過ごした浜松城の一部とされ、石垣や二の丸御殿などの遺構が発掘されている。館内ではドラマの世界観を紹介するほか、歴史を伝える資料として石垣は実物で、二の丸御殿はVR(仮想現実)などで展示する。
光沢感のある黒色に仕上げた外観は「音楽のまち」を象徴するピアノをイメージした。東京五輪の選手村で使われた地元の天竜材も活用している。
グランドオープンはドラマの舞台が浜松に移る時期の3月18日。2月末までのプレ期間は、家康を題材にした歴代の大河ドラマ24作にスポットを当てた展示を行う。家康が天下統一の足がかりとした浜松。静岡市や愛知県岡崎市など他の「ゆかりの地」と連携し、全国への情報発信を強める。いざ、出陣―。
〈2022.1.6 あなたの静岡新聞〉
ドラマ館が建つ地は徳川家康が青年期などの17年間を過ごした浜松城の一部とされ、石垣や二の丸御殿などの遺構が発掘されている。館内ではドラマの世界観を紹介するほか、歴史を伝える資料として石垣は実物で、二の丸御殿はVR(仮想現実)などで展示する。
光沢感のある黒色に仕上げた外観は「音楽のまち」を象徴するピアノをイメージした。東京五輪の選手村で使われた地元の天竜材も活用している。
グランドオープンはドラマの舞台が浜松に移る時期の3月18日。2月末までのプレ期間は、家康を題材にした歴代の大河ドラマ24作にスポットを当てた展示を行う。家康が天下統一の足がかりとした浜松。静岡市や愛知県岡崎市など他の「ゆかりの地」と連携し、全国への情報発信を強める。いざ、出陣―。
〈2022.1.6 あなたの静岡新聞〉
浜松全体で誘客ムード 車両に「殿」シート/ラッピングトラック
浜松市の運輸関連事業者が21日、ドラマ「どうする家康」放映に合わせた地域活性化に協力しようと、家康公を題材に装飾したトラックや列車を相次いで発表した。22日には中区で浜松ドラマ館がプレオープンする予定。誘客ムードを官民連携で盛り上げていく。

金と紫の装飾鮮やか PR電車、来年3月末まで
遠州鉄道は車体に市のキャラクター「出世大名家康くん」のイラストを描いたPR電車のお披露目式を中区の新浜松駅で開いた。車内に金と紫の装飾が鮮やかな「殿のシート」があり、記念撮影を楽しめる。
殿のシートは各車両に1カ所ずつあり、紫の壁面と御紋の模様が目を引く。同社の丸山晃司社長は「ぜひ多くの人に写真を撮ってもらい、一緒にPRしてほしい」と願った。
車内で「家康公と浜松」子ども絵画コンクールの表彰式も開き、鈴木康友市長が入賞者に賞状を手渡した。作品を車内に掲示している。PR電車の運行は来年3月末まで。運行時間は同社「赤電ブログ」内で紹介する。
走る広告塔「浜松を盛り上げ」 年度内8両予定
静岡県トラック協会西部支部はラッピングトラックの出発式を中区の浜松城公園駐車場で開いた。浜松の魅力をPRするトラックが全国を駆け抜ける。

ラッピングトラックの出発式であいさつする県トラック協会西部支部の渡辺支部長(中央)=浜松市中区の浜松城公園駐車場
ラッピングデザインは同市の提供。両側面に浜松城と馬上の徳川家康、葵(あおい)の御紋、同市の街並みなどを描いた。前方には4月から努力義務化される自転車乗車時のヘルメット着用を呼びかける横幕を装着した。
同協会の渡辺次彦西部支部長はあいさつで「走る広告塔として浜松を盛り上げ、浜松をPRする活動に役に立てれば」と述べた。同市の官民でつくる「家康プロジェクト推進協議会」への協力で、出発式には同協議会会長の斉藤薫浜松商工会議所会頭や鈴木康友市長らが出席した。
この日は5台のトラックがパトカーに先導されて出発した。本年度内に大型車6両、4トン車2両が走行する。
〈2022.1.22 あなたの静岡新聞〉