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60年ぶり当主交代 徳川宗家19代に家広さん

 徳川家康を始祖とする徳川宗家18代当主の徳川恒孝さん(82)が年内で当主を退き、長男の家広さん(57)が家督を継ぎます。家広さんに関する最近の話題を1ページにまとめます。

家広さん 久能山東照宮を参拝 神前に代替わり告げる

 徳川家康を始祖とする徳川宗家19代当主に就任する徳川家広さん(57)が25日、静岡市駿河区の久能山東照宮を訪れ、神前に代替わりすることを告げた。

徳川家康を祭る神廟に拝礼する家広さん=静岡市駿河区の久能山東照宮
徳川家康を祭る神廟に拝礼する家広さん=静岡市駿河区の久能山東照宮
 現当主の恒孝さん(82)の長男。恒孝さんが年内で当主を退き、来年1月1日付で家督を継ぐ。代替わりを告げる儀式は徳川家ゆかりの6カ所で行うことになっていて、今回はその一環。神職に先導され、モーニング姿の家広さんは社務所から社殿に向かった。姫岡恭彦宮司らが見守る中、社殿の「石の間」で玉串を奉納した。その後、家康を祭る神廟(しんびょう)の前で拝礼した。
 参拝後、家広さんは「大きな勤めが一つ終わりほっとした。父から徐々に引き継いできた。(当主就任に向けて)覚悟を固めている」と話した。
〈2022.11.26 あなたの静岡新聞〉

当主の交代は60年ぶり 23年1月1日から

 徳川家康を始祖とする徳川宗家18代当主の徳川恒孝氏(82)が年内で当主を退き、長男で評論家の家広氏(57)が19代当主に就くことが25日、分かった。家広氏によると、来年1月1日付で正式に当主となる。当主の交代は60年ぶり。

徳川恒孝氏
徳川恒孝氏
 恒孝氏は1963年に18代当主となり、日本郵船副社長や徳川記念財団(東京)初代理事長などを歴任した。家康にゆかりの深い県内でもたびたび講演するなどし、2012年からは静岡商工会議所最高顧問として事業への助言をしてきた。
 家広氏は「ここ数年は父の代理を務める機会が多く、実質は当主だった。父と相談し、歴代の先祖に報告した上で正式に就きたい」と話した。11月下旬には静岡市駿河区の久能山東照宮を訪れる予定という。
 家広氏は東京都出身で、21年から徳川記念財団の理事長を務める。19年の参院選では静岡選挙区から立憲民主党公認で出馬し、落選した。(文化生活部・山本淳樹)
〈2022.10.26 あなたの静岡新聞〉

浜松の大河ドラマ館 名誉館長に就任

 浜松市は、2023年の大河ドラマ「どうする家康」放送開始に合わせて浜松城公園に建設する大河ドラマ館の名誉館長を、徳川宗家18代当主の長男徳川家広さん(56)=東京都=に委嘱した。施設運営に関する助言や情報発信への協力を求める。市役所で鈴木康友市長が委嘱状を手渡した。

名誉館長の委嘱状を受けた徳川家広さん=4日午後、浜松市役所
名誉館長の委嘱状を受けた徳川家広さん=4日午後、浜松市役所
 徳川さんは、家康にとって三方ケ原の戦いでの大敗やその後の勢力拡大など、苦楽を味わった浜松時代を「人生で一番重要な時期を過ごした場所」と説明。「生誕の地や最期の地と比べて重視されてこなかったが、この機に知ってほしい」と意気込みを語った。
 鈴木市長は「これ以上の名誉館長はいないと思う。快諾していただき、ありがたい」と期待感を示した。
〈2021.10.5 あなたの静岡新聞〉

浜松・大河ドラマ館は23年3月グランドオープン

 浜松市は、2023年大河ドラマ「どうする家康」の放送に合わせて中区の元城小跡地に整備している大河ドラマ館のプレオープンが同年1月22日、グランドオープンが同3月18日に決定したと発表した。ドラマ放送中の約1年間、徳川家康ゆかりの地・浜松の魅力発信、観光振興、地域経済活性化の拠点として活用する。

大河ドラマ館のパース図
大河ドラマ館のパース図
 約1万7千平方メートルの敷地に、撮影で使った衣装や物語の紹介パネルを展示するドラマ館棟、土産物の地場産品を販売するショップ棟などを設ける。グランドオープンはドラマの舞台が浜松に移る時期に合わせた。開館は午前10時~午後6時。同3月1~17日は展示入れ替えで、休館する。
 料金はプレ期間が大人(高校生以上)400円、小人(小中学生)200円、グランド期間が大人800円、小人400円。障害者や未就学児は無料。22年10月中旬に発売予定のグランド前売り券は大人640円、小人320円で、購入者はプレ期間に1回、無料で入場できる。
〈2022.9.27 あなたの静岡新聞〉