衆院選 静岡の記事一覧
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鈴木氏推薦の野党系 自民に先手で存在感 次期衆院選躍進狙う【静岡県知事選】
静岡県知事選(5月9日告示、26日投開票)に向けて、連合静岡と国民民主党県連、県議会第2会派ふじのくに県民クラブが17日、前浜松市長の鈴木康友氏(66)の推薦、支援を決めた。鈴木氏と元副知事の大村慎一氏(60)のどちらを支援するか方針が決まらない自民党県連に対し、野党系が先手を打つ形になった。自民の支持率が低迷する中、知事選で野党の存在感を高め、次期衆院選での躍進につなげたい狙いも垣間見える。 旧民主党の流れをくむ政党、会派を支援する連合静岡は、旧民主党で衆院議員を務めた鈴木氏を推薦してきた経緯があり、今回の知事選でも、鈴木氏の豊富な首長経験を評価する声が大勢を占めた。一部の産業別労働組合
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二階氏 衆院選出馬せず 派閥裏金「私に全責任」
自民党の二階俊博元幹事長(85)=衆院和歌山3区=は25日、党本部で記者会見し、派閥の政治資金パーティーを巡る裏金事件を受け、次期衆院選に出馬しない意向を表明した。離党はしない考えで、岸田文雄首相(党総裁)に不出馬の方針を電話で伝えたことも明らかにした。 首相と二階氏は25日、党本部で会談。首相はこの後、首相官邸で記者団に「自民党の再起を強く促す出処進退だと重く受け止めた」と語った。 二階氏は会見で、不出馬について「政治責任は全て監督責任者である私自身にあることは当然だ。自らの政治責任を明らかにする」と理由を述べた。 裏金事件を巡っては、二階派の元会計責任者と、自身の秘書が政治資金収支
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教団側推薦確認書 署名か 盛山文科相 衆院選前に
盛山正仁文部科学相が2021年の衆院選前、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連団体から推薦状を受け取ったとされる問題で、盛山氏は7日の衆院予算委員会で、教団側の推薦確認書に署名もしていたのではないかと問われ「よく読むことなくサインしたかもしれない。よく覚えていない」と述べた。記録もなく、22年の自民党調査で報告しなかったのは故意ではないと釈明。岸田文雄首相は野党の更迭要求を重ねて拒否した。 林芳正官房長官も同日、関連団体との接点が新たに判明したと明らかにした。教団に関する閣僚らの説明責任が改めて問われる事態となっている。 一部報道によると、推薦確認書は教団側が掲げる政策に賛同を求める
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旧統一教会系から推薦状 21年衆院選 盛山文科相 辞任否定
盛山正仁文部科学相は6日の衆院予算委員会で、2021年の衆院選で世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連団体から選挙支援を受けたとする一部報道に関し「写真があるのであれば推薦状を受け取ったのではないかと思う」と述べ、推薦状を事実上認めた。野党側の辞任要求には応じず、宗教行政所管庁トップとして教団対応に当たる考えを強調。岸田文雄首相も更迭を否定した。 報道は写真付きで、盛山氏が21年10月の衆院選の際、公示前に神戸市で関連団体会合に出席し推薦状を受け取ったとする内容。団体の会員が選挙運動を手伝ったとも指摘した。盛山氏は「選挙支援を依頼した事実はなく、事務所に活動報告があったことも確認できなか
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240人以上擁立意向 立民代表、次期衆院選
立憲民主党の泉健太代表は6日、東京都内の日本外国特派員協会で講演し、次期衆院選に向け擁立目標の200人を達成した上で、240人以上の候補者を擁立したいとの意向を示した。「最終的には単独過半数が取れる240人を上回る候補者をそろえたい」と述べた。 4日の党大会で、自民党を上回る第1党の議席獲得を掲げており、政権交代に向けて強気の姿勢を重ねて示した格好だ。 泉氏は「自民政権から新たな立民主導の政権に代えていく。それが私の使命だ」と強調。自民派閥の政治資金パーティー裏金事件を受け、野党各党が連携して政権を追及しているとして「新しい政権づくりのきっかけになる」と期待を示した。 政治改革などを旗印に各
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衆院選、4人擁立目標に 高田晃宏氏/参政党静岡県支部連合会長【各党に聞く 2024年選挙戦略⑦完】
―昨年初めて静岡県内で地方議員が誕生した。党勢拡大への手応えは。 「メディアへの露出は少なく、反応というと街頭演説中に直接声をかけてもらうことがほとんど。少しずつではあるが、知名度が上がってきた印象はある。ただ、まだ国政政党だと知らない人の方が多い。引き続き街頭演説やポスター貼りなどのPR活動を行い、知名度アップを図りたい」 ―今の政治の問題点は。 「自民党派閥のパーティー券問題など、お金の問題が話題になっているが、一番の問題は私たち国民の政治への無関心。今まで政治の世界で何が行われてきたのか、どういう仕組みなのかを知らなすぎて、問題点にすら気付けていない人が多い。誰かのせいにせず、人