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女性の家事育児「負担増えた」 コロナ禍の生活、静岡市女性会館が調査 家庭内で偏り疑問の声も

(2020/5/14 21:00)
女性の生活や行動の変化(複数回答)
女性の生活や行動の変化(複数回答)

 静岡市女性会館(葵区)が4月下旬、市内の女性を対象に新型コロナウイルスの感染拡大が生活や心身に及ぼす影響を尋ねたアンケートで、学校休業や保育園の登園自粛要請などを受け、子育て中の女性の間で家事や育児など「ケア労働」の負担が増加していることが分かった。谷口年江館長は「家庭内での負担が女性により重くのしかかっている」と指摘する。
 アンケートは4月18日から10日間、市内に在住もしくは通勤、通学する女性を対象にウェブ上で実施し、30~50代を中心に359人の回答を得た。生活や行動の変化を尋ねる質問に、家族に小学生以下の子どもがいる人の70%以上が「子どもの世話が増えた」「家事の負担が増えた」と回答した。「子どもをしかることが増えた」とした人も28・8%いた。
 働いている人の3分の2は働き方に何らかの変化があり、職種別に見るとパート・アルバイトで「会社都合で仕事を休んでいる」とした人の割合が21・8%と高い。収入への影響は母子世帯でより深刻で、「減りそう・減った」が50%に上り、「なくなった・なくなりそう」とした人も13・3%いた。
 心身の変化では、「気持ちが沈んでいる」が38・7%、「イライラしやすくなった」「新型コロナウイルスのニュースを見ていられない」がそれぞれ24・2%で、年代別では20代でこうした不安を感じている人の割合が高かった。
 自由記述では、家事育児の増加で「一人になれる時間がなく苦痛」「ストレスが多くなり、子どもに当たってしまう」とつらさを抱える人も。子どもと仕事の板挟みに悩む人は多く、「休業補償を受けて休むのは女性のみ」と負担の偏りを疑問視する声もあった。収入減に加え、家族の在宅で「食費や光熱費が増えた」などと経済的不安を訴える声や、学習の遅れなど子どもへの影響を心配する声も多かった。
 谷口館長は「女性へのケア労働の偏りという普段からの問題が顕在化している。男女平等への流れが後退しないよう、広く訴えたい」と話す。

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