こち女ニュース

四季の布絵本、被災地と共作 宮城で仕事創出 静岡の種本さん

(2020/3/11 11:00)
完成した布絵本を前に話す種本弥生子さん=2月下旬、静岡市駿河区
完成した布絵本を前に話す種本弥生子さん=2月下旬、静岡市駿河区

 東日本大震災から11日で9年。静岡市駿河区の種本弥生子さん(82)が企画し、震災で仕事を失った被災地の女性たちが製作した布絵本「いっしょにあそぼ」(全4冊)がこのほど、完成した。幼少時に遊んだ里山の四季をモチーフにした作品で、種本さんは「親子で遊びながら、被災地に思いを寄せてほしい」と期待する。
 種本さんは裁縫や手芸が趣味。10年ほど前に孫娘のために布絵本を手作りすると、周囲から「もっと作って」とリクエストが寄せられるように。「一人では無理」と考えていた時、被災地にボランティアに入った長男の裕一さん(58)の縁で、手仕事が得意な女性が多く関わる宮城県登米市のまちづくり支援企業「コンテナおおあみ」に出会った。
 裕一さんは静岡市駿河区の靴製造販売「ダイマツ」の経営者。震災の年に被災地を訪れて以降、コンテナおおあみの活動に協力し、被災した女性たちの仕事創出のために考案された編みたわし「編んだもんだら」のブランド化を支援してきた。
 布絵本は種本さんが布やビーズなど材料を吟味し、見本を試作。量産には裕一さんも協力し、靴製造の経験を生かして布のカットなどを手配した。4年ほど前から登米市へ10回以上足を運び、作り方を指導。昨年12月までに4冊を1セットにした50セットが仕上がった。
 春はめんどりの羽の下に隠れるひよこ、夏は星空に遊ぶ織り姫とひこ星、秋は紅葉とリスやどんぐり―。1冊ごとに物語が書かれた副読本が付き、想像を膨らませながらパーツを動かして遊べる。
 種本さんは「動物の表情など細部まで丁寧に作っていただいた」と感謝。コンテナおおあみスタッフの足立千佳子さん(54)は「交流を楽しみながら、手作業の新しいスキルも身に付いた。今後に生かしたい」と話す。
 布絵本は4冊1セットで税別2万7千円。ダイマツ直営店「ザ・ナチュラルシューストア」(静岡市葵区)と、子どものおもちゃと本の専門店「百町森」(同)で販売している。

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