こち女ニュース

母親の工夫詰め、ランドセル軽く 浜松の2人起業

(2019/8/9 11:00)
軽量のナイロン製ランドセルを手に今後の開発方針を話し合う影山恵さん(左)と和久田麻衣さん=浜松市南区のことゆく社
軽量のナイロン製ランドセルを手に今後の開発方針を話し合う影山恵さん(左)と和久田麻衣さん=浜松市南区のことゆく社

 子どもたちに少しでも軽いランドセルを―と、浜松市の小学生の母親2人がランドセルの企画開発会社を立ち上げ、独自製品の普及に力を入れている。第1弾製品は一般的な本革品の約半分の770グラムに抑え、薄く柔らかいナイロン生地を使い収容力も高めた。「子どもの目線に立って使いやすさにこだわった。ランドセルの選択肢を広げたい」。8月のお盆商戦時期を迎え、母親ならではの視点と提案力で市場開拓を図る。
 2人は同市中区の影山恵さん(47)と同市南区の和久田麻衣さん(40)。女性用バッグや雑貨のメーカーで商品企画やデザインを担当した経験を持つ。
 起業のきっかけは約3年前、和久田さんの長女からの小学入学直後の訴えだった。「ランドセルが重くて肩が痛い」。以前からSNSでランドセルの選択肢が少ないと発信していた影山さんに声を掛け「自分たちで作ろう」と開発を始めた。
 試作段階から子どもたちの意見を聞き、児童の負担軽減を基本方針とした。「安全に歩くため手荷物をなくしたい」との考えから、内部を固定する型材を使わずにランドセルの収納力を高め、外から小物を出し入れできるポケットも付けた。肩ベルトにクッションを入れ、ふたの留め具をプラスチック製にするなど安全性にも配慮した。縫製は高い技術力を持つ兵庫県豊岡市の企業に委託した。
 2年間の試作を終えて昨年8月に会社「ことゆく社」を設立。今年1月に発売した新製品は営業活動の成果もあり徐々に認知され、通販も含めて約150個を販売した。国内の主力商品価格帯が5万~6万円台と高額化が進む中、価格は税込み3万円以内に抑えた。
 現在は高学年向けの大きなサイズの新製品を開発中で「体の成長に応じて買い替えてもらうなど、6年間使い続けるという固定観念も変えたい」と和久田さん。影山さんも「日常の感覚を大切に、生活の課題を解決するものづくりを続けたい」と語る。

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