こち女ニュース

虐待、困窮…少女に居場所 静岡の社会福祉士、自立支援へ施設

(2017/4/28 11:00)
「ヘポの家」を整理する川口正義さん(右)ら=3月下旬、静岡市内
「ヘポの家」を整理する川口正義さん(右)ら=3月下旬、静岡市内

 静岡市教委スクールソーシャルワーカーで社会福祉士の川口正義さん(60)が4月、静岡市内に少女の支援施設「レスト&ステップ ホ~ム ヘポの家」を開設した。家出して性風俗で働くなど「アンダーグラウンド」で生きる少女たちの居場所づくりが目的。川口さんは「児童相談所など関係機関と連携しながら本人の思いに沿った自立を支えたい」と話す。
 施設は空き家だった一戸建て。中学卒業後から20代の女性の緊急的な一時保護を行う。虐待が疑われるとして県内の児童相談所に寄せられた相談事案は2015年度に2200件あり、一時保護は616人。自宅地域に戻る子は少なくない。
 川口さんによると、家族との関係修復を待ちながらも家出し、困窮した末に、生活インフラが整った性風俗産業で働き始め、抜け出せなくなる―など、自ら過酷な環境に陥る少女は「増えている」。
 “自活”の道を選んだ少女はトラブルになっても、携帯電話の使用不可といった制限を伴う公的機関の一時保護を敬遠する傾向がある。「ヘポの家」はこうした制限をできるだけ設けず、着実に保護につなげる狙いだ。川口さんは「日常生活の延長線上に回復がある」と強調する。
 1989年に同市内に虐待や生活困窮などに悩む親子を支援する「子どもと家族の相談室 寺子屋お~ぷんどあ」を開設。旧知の団体や市教委スクールソーシャルワーカーの活動を通じてケアを必要とする子と知り合い、信頼関係を築くと「助けてあげて」と友達を連れてきた。連鎖的に支援が続く中で、少女のシェルターを構想し、長年の空き家探しの末、賛同してくれる家主に出会った。「ヘポの家」は希望を意味する「HOPE」の文字を入れ替えて名付けた。

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