住宅ローン、見積もり慎重に 返済可能額試算を

 【Q】30代パート。夫と幼稚園に通う子供の3人暮らしです。将来的に住宅購入を考えています。ある程度、頭金をためてからか、低金利のうちに購入するか悩みます。アドバイスをお願いします。


 【A】住宅を購入する際は、基本的には3割程度の頭金をためてから踏み切ったほうがよいでしょう。頭金ゼロでも借り入れ可能なローンもありますが、頭金が用意できているほうが有利な金利や条件で住宅ローンを利用できる場合があります。また、住宅購入の際には手数料や税金、引っ越し費用などとして、物件価格の5~10%程度の金額を見込んでおく必要もあります。さらに、自己資金が多いほど借り入れが少なくて済み、住宅購入後のローン返済負担も軽くなります。
 しかし、現在の低金利を考えると「早く住宅購入に踏み切ったほうがよいかも」と迷う気持ちもわかります。頭金がたまる前に、理想の物件に出合ってしまうこともあるでしょう。
 そんな場合には、まず、今後確実に住宅費として、家計から捻出できる金額を割り出し、さらに住宅ローン返済に回せる金額を考えてみましょう。インターネット上の試算サイトなどで、「返済額」から「借り入れ可能額」を試算してみてください。その借り入れ可能額の範囲内で、希望する物件の価格と諸費用がまかなえるのであれば、住宅購入を検討してもよいかもしれません。しかし、せっかく購入した住宅を、ローン返済を滞らせて手放すことにならないよう資金計画は慎重に立てましょう。
 なお、住宅購入後はローン返済のほか、固定資産税や修繕費、マンションの場合は修繕積立金や共益費などもかかります。「無理なく毎月返済できる金額」は慎重に見積もるようにしましょう。  (大林香世・ファイナンシャルプランナー)

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