キャッシュレス決済、主に三つ 利便性見極め活用を

 【Q】30代女性。最近キャッシュレス決済という言葉をよく聞きます。具体的にどんなものがありますか。留意点も教えてください。


 【A】キャッシュレス決済の方法は大きく分けて「電子マネー」「デビットカード」「クレジットカード」の三つがあります。
 電子マネーは、事前に専用カードにお金を入金(チャージ)しておき、支払い時にタッチパネルにカードをかざして使用します。支払いもスムーズにできますし、使いすぎる心配もあまりありません。逆に残高不足だと利用できませんが、カードによってはオートチャージ機能がついているものもあります。チャージできる金額は、カードごとに総額(最高でも5万円程度)と1回あたりの上限が決められており、盗難にあった場合などの被害も少なくて済みます。「TOICA」「suica」「パスモ」などの交通系と、「nanaco」「WAON」などの流通系が主流です。カードによって使用できる店舗は大きく異なります。
 二つ目のデビットカードは、「即時払い」と呼ばれ、買い物をした際に自分の銀行口座から引き落としされるので、使い過ぎを心配する人に向いています。銀行がキャッシュカードと一体化して発行しているものが主流です。現時点では使えるお店が少ないのが難点です。しかし、少しずつ利用できるお店も増えてきています。
 三つ目が、一番普及率が高いクレジットカード。支払い時にカードを見せ、一般的にはサインか暗証番号を入力します。後払いとなりますので、使い過ぎに注意が必要です。1回払いには手数料がかかりませんが、分割払いやリボルビング払いには利息がつきます。できるだけ1回払いで利用しましょう。特典で優待や割引が受けられ、海外旅行保険がついているものもあります。セキュリティー面が心配という方もいますが、最近は対策も強化されています。
 いずれの決済方法もポイント還元が付くようになっていますので、還元率や年会費の有無などを確認し、利用頻度も踏まえて上手に利用するとよいでしょう。  (安藤絵理・ファイナンシャルプランナー)

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