天引き貯蓄で収支黒字に 新社会人のお金管理

 【Q】実家暮らしの大学4年生、県内企業に来春就職予定です。当分は実家暮らしの予定ですが、社会人になってお金をためられるか不安です。知っておくべきお金の知識について教えてください。


 【A】これからの長い人生の中で、お金と上手に付き合っていくことはとても大切なことです。少しでも知識を持って実践するのと実践しないのでは、年月がたつにつれ大きな差となります。日々の生活にお金がかかるのはもちろんですが、人生の節目には必ずお金がかかってきます。また、予期せぬ出費もあるかもしれません。そういったことに対処するため、しっかり貯蓄をしていくことが必要です。そして、そのためには日々の家計管理が重要です。
 社会人になったら、まずは「収入」と「支出」の内容を把握しましょう。その場合、家計簿をつけるのが有効です。最近は無料の家計簿アプリもありますので、上手に活用するとよいでしょう。家計管理で大切なのは「収入>支出」とすることです。収支を黒字化できるかどうかは、これからの人生の大きな分かれ道となります。そのためには給与が入ってきたら「天引き貯蓄」で一定額を貯蓄し、残ったお金で生活するようにしましょう。「天引き貯蓄」にすれば、何年後にいくらたまるのかも簡単にわかります。自宅暮らしであれば、最低でも1人暮らしの家賃程度はためたいものです。
 少しずつお金がたまってきたら、増やすことも考えましょう。現在のような低金利時代には、安全で収益性が高い商品はありません。リスクがある商品は時間をかけて運用していくことがポイントとなります。個人が資産形成をしやすいように税の優遇制度が設けられている少額投資非課税制度の「NISA」や「つみたてNISA」、個人型確定拠出年金「iDeCo」を活用するとよいでしょう。
 また、これからはますますキャッシュレスな時代となります。クレジットカードやネットバンキングの上手な利用法なども覚えていきましょう。 (安藤絵理・ファイナンシャルプランナー)

いい茶0
メールマガジンを受信する >