天引き、財形で習慣づけ 新社会人の貯蓄計画

【Q】

 55歳主婦です。この春、長男が社会人になりました。将来に備えたマネー計画を勧めたいのですが、新社会人向けのアドバイスを聞かせてください。

【A】
 お金は、上手に管理してためないと、人生の中でさまざまな不都合が生じてしまいます。そのためには、若い時からの家計管理が大切です。「余ったお金でためる」では、なかなか貯蓄は増えません。計画的に目標をつくりましょう。
 まずは、緊急予備資金として、生活費の6カ月分程度の貯蓄を用意したいところです。その後、車や旅行などの目的に合わせ、「いつまでにいくら」と目標を定め、一定額を毎月の給与やボーナスで増やすのが理想です。新社会人の場合、まずは無理のない範囲で金額を設定し、ペースがつかめたら増額するとよいでしょう。
 確実にためるためには、毎月、給与から天引きしてくれる財形貯蓄や、お給料が入ってくる口座から自動的に振り替えてくれる積立定期預金があります。特に財形貯蓄は、引き出すには勤め先での手続きが必要なため、取り崩しにくいというメリットがあります。
 積立額に余裕がある人は、投資信託の積立も検討してほしいところです。毎月積み立てることで、リスクの軽減効果が得られます。最初は、リスクの低い商品からはじめてみるとよいでしょう。一般的には、月々1万円程度からできます。若いうちから少額でもリスク商品と付き合ってみると、将来まとまった資金ができた時に、上手にリスク商品を取り入れて投資できるようになります。
 まずは、「ためる習慣をつける」事が大事です。1人暮らしで貯蓄が難しいという人も、少額でいいので、習慣化していきましょう。

(安藤絵理・ファイナンシャルプランナー)

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