控除項目も毎月確認して 給与明細の見方

 【Q】 20代女性。4月に新入社員になりました。初めての給料が待ち遠しいのですが、給与明細の見方を教えてください。

給与支給明細書
給与支給明細書


 【A】 基本給や銀行口座に振り込まれてくる金額は知っていても、何にいくら引かれているのか知らない人が意外と多いものです。毎月もらう給与明細書には、支給される額の内訳や控除される金額の内訳が記されているので、毎月確認する習慣をつけましょう。
 まずは、一般的な例で、給与明細の見方を見てみましょう。支給項目は、「基本給」と「諸手当」で成り立っています。基本給は給与の基本部分で、ボーナスや退職金などを計算する際のベースにもなります。諸手当には、役職手当や住宅手当、通勤手当など固定的なものと、時間外労働手当などの変動的なものがあります。
 次に控除項目を見ましょう。控除項目としては、社会保険料((1)健康保険(2)厚生年金保険(3)雇用保険(4)40歳以上にかかる介護保険)と、税金((5)源泉所得税(6)住民税)があります。
 社会保険料は、給与に一定の料率をかけて計算するので、給与がアップすると保険料の支払いも多くなります。また、厚生年金保険料は、毎年少しずつ料率がアップしているので、給与のアップが少ないと、逆に手取りが少なくなることもあります。住民税は、前年の所得に基づきかかるため、就職1年目にはかかりません。

(安藤絵理・ファイナンシャルプランナー)

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