まず「可能返済額」計算 無理ない住宅購入

【Q】

 35歳のパート主婦です。会社員の夫(38)と、子どもが2人います。来年、長男が小学校にあがるので、住宅購入を考えています。無理なく購入できる価格の目安を教えてください。

【A】
 会社員(公務員)のご家庭では、ある程度の勤続年数があれば、思いのほか、高額な借り入れができます。しかし、借りられるからと言って、限度額いっぱい借りてしまうと、後々大変なことになってしまいます。
 まずは、現状での家賃や住宅購入のための積立金を踏まえ、毎月、いくらなら無理なく返済できるのか算出してみましょう。その際、購入後、維持費として毎年かかる「固定資産税」や「火災保険料」、マンションであれば「修繕積立金」なども含めて考えることが大切です。
 また、子どもの教育を大学までと考えているご家庭であれば、子どもが大学生の期間も、返済に無理がないか検討してみましょう。さらに、ローン返済と並行して、子どもの教育資金や老後資金の積み立てなども可能か考える必要があります。
 毎月の「可能返済額」が決まれば、金利と返済年数をもとに「借入可能額」が決まってきます。返済年数は、退職年齢までが理想です。返済額ごとの借入可能額は、ご自身でも金融広報中央委員会のサイト「知るぽると」や各金融機関のホームページなどを利用すれば、簡単に試算できます。
 「借入可能額」が決まりましたら、「頭金」に使える金額を加算し、「諸費用の金額」を差し引いた額が「購入できる物件」の目安となります。預金は、全額使わずに、緊急時に備えるお金を、必ず残しておきましょう。

(安藤絵理・ファイナンシャルプランナー)

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