共働きのお財布管理 家計全体、夫婦で把握を

 【Q】20代女性。2年前に結婚し、共働きです。家賃や光熱費は夫、食費は私と分担している以外は、夫婦別財布です。将来、子供を持つ場合も含めて、家計管理を見直したいのですが、アドバイスをお願いします。


 【A】共働き夫婦の家計で問題になりがちなのは「家計全体が把握できない」「将来の準備ができていない」ことです。ご相談者のように家計を費目別に分担している場合は、自分の負担している家計支出額しか分からず、それぞれの「お小遣い」がどれくらいあるのかも知らなかったりします。「夫(妻)がちゃんとためているはず」とお互いに思っていて、後に教育資金や住宅資金、老後資金などが必要になった時に資金不足で青ざめる場合もあります。
 家計管理は「夫婦別財布」でも、「共有財布で管理」でも、「夫婦のどちらかが家計全般を管理」でも、やりやすい方法でよいのです。しかし、夫婦で家計全体が把握できていること、ライフプランを考えた資金準備もできることがポイントです。
 例えば、出産や育児などで妻が休職・退職すると、収入が減る一方、教育費などで支出が増えます。また、教育資金や住宅購入費、老後資金などは、早いうちから準備しておく必要があります。家計全体が把握できていないと、将来の収入減少や支出増加に耐えられるかの試算もできず、資金準備の計画も立てられませんよね。
 子供が誕生すると、育児休業の取得や退職による収入減も想定され、現在のように費目別に家計を分担することはしにくくなります。家計に余裕のある今のうちに、夫婦でライフプランを立て、現在も将来も困らない家計管理の方法を考えられてはいかがでしょうか。

 (大林香世・ファイナンシャルプランナー)

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ