<LINEモニタリング>生理、どう向き合ってる? (5)月経カップ 膣内装着、長時間OK

 アンケートで「どんなものか知りたい」という声が多かった「月経カップ」。愛用する産婦人科医の入駒麻希さん=聖隷健康診断センター、聖隷浜松病院勤務=に教えてもらった。

月経カップ
月経カップ
「生理と付き合う自分流の術を見つけて」と話す入駒麻希さん=7月中旬、浜松市中区の聖隷浜松病院
「生理と付き合う自分流の術を見つけて」と話す入駒麻希さん=7月中旬、浜松市中区の聖隷浜松病院
月経カップ
「生理と付き合う自分流の術を見つけて」と話す入駒麻希さん=7月中旬、浜松市中区の聖隷浜松病院


 ―月経カップとは。
 「医療用シリコーン製のカップ型の生理用品。小さくたたんで膣[ちつ]内に挿入し、中で広げて経血を受け止める。日本ではインターネット通販を中心に、海外製品や国内メーカーの製品も出てきている」

 -使い心地は。
 「最大で8時間から12時間程度の連続装着が可能で、膣内にカップを装着するので、生理特有の蒸れやにおいがない。頻繁な交換が必要なくプールにも入れるなど、生理であることを忘れるほど」

 -メリットは多い。
 「カップ1杯の容量が決まっているので、自分の経血量が把握でき、正常範囲なのか分かりやすい。煮沸消毒して繰り返し使えるので経済的。ただ、使い慣れるまでには練習が必要になる」

 -生理とどう向き合うべきか。
 「まずは、自分の生理をよく知ってほしい。例えば生理前に不調が現れるPMS(月経前症候群)の最初の治療は、自分の生理周期と体調の日記を付けること。それだけで改善する人もいる。自己認識はそれほど大事」

 ―その上で、すべきことは。
 「今は低用量ピルという選択肢もあり、生理用品や生理を管理するアプリ、低用量ピルのオンライン処方などサービスも多様化している。信頼性を見極めた上で、合うものを主体的に選び、生理と向き合う自分流の術を見つけてほしい」

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