<LINEモニタリング>生理、どう向き合ってる? (2)生理Q&A 専門医に聞く

 アンケートの回答の中にあった生理に関するさまざまな疑問について、婦人科外来で月経困難症の治療にもあたる聖隷健康サポートセンターShizuoka(静岡市駿河区)の鈴木美香所長に聞いた。

鈴木美香所長
鈴木美香所長


 Q 生理前に必ず風邪のような症状が出ます。生理と関係あるのでしょうか。
 A 生理前の不快な症状はPMS(月経前症候群)と呼ばれ、身体的な症状から精神的な不調まで人それぞれ。その症状は200以上ともいわれています。生理開始とともに軽減、消失する症状ならPMSの症状と捉えてよいでしょう。

 Q 40代になって生理が重く、体調が良いのは月1週間程度です。改善できますか。
 A 生理周期に伴う不調は低用量ピルの内服で改善が認められることも多いですが、40歳以上の新規投与は慎重にする必要があり、漢方薬などで対応することもあります。生活習慣や食事の見直し、適度な運動、自分に合うリラクセーションなど、日頃からのセルフケアが症状改善に役立つこともあります。

 Q タンポンとナプキンを併用しても1時間しか持ちません。
 A 1回の生理期間中の出血量の正常範囲は20~140ミリリットル程度。高頻度でナプキン交換が必要な場合や、血液検査で貧血が指摘される場合は、子宮筋腫や子宮腺筋症、あるいは子宮内膜ポリープなどの病気がある場合もあり、婦人科受診を勧めます。

 Q 痛み止めに慣れるとよくないと聞き、我慢してしまいます。
 A 生理痛への対応として鎮痛剤は一般的です。痛みに耐えられなくなってから服用するのでなく、早めの服用が効果的。使用頻度が高くなるようなら、自己判断で継続せず、婦人科を受診して痛みの原因となる病気の有無を調べ、痛みのコントロールについても相談してください。

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