LINE アンケート

<LINEモニタリング>オンライン対話は好きですか?

(2020/6/5 19:30)
オンライン対話は好きですか?
オンライン対話は好きですか?
Zoomでコミュニケーションする親子
Zoomでコミュニケーションする親子

 新型コロナウイルス対策の一環として、オンラインコミュニケーションを活用する機会が増えている。こち女は「オンラインコミュニケーション、好きですか?」をテーマに、LINE(ライン)アプリを使ってアンケートを行った。回答者の皆さんから寄せられた意見を基に、オンラインをより快適に、楽しく使いこなすための方法を考える。

 ■場の空気 読みにくく
 「対面で空気を読んでのコミュニケーションは、どんな大容量高速通信にも及ばない」。ずばり指摘したのは、静岡市清水区のパート従業員(45)。アンケートでは、オンラインよりも対面のコミュニケーションを好む人が8割に上った。
 牧之原市の公務員女性(33)は、自粛生活が続いたことで「人と直接会って話したい気持ちが強くなった」という。藤枝市の女子高校生(16)は、約10人を相手にLINE上で決を採ろうとしたが、なかなか意見が挙がらず、賛否を表明してもらうのが難しかった。その出来事をきっかけに、対面で相手の声色や表情をうかがうことも大切だと思うようになった。「対面だと話の流れで面白い考えが出やすい。物事も決まりやすくなる。みんなで盛り上がれるのも魅力」
 一方オンラインは、場所や時間、移動などの費用を問わずにやりとりできる。多くの回答者が、そのメリットを享受していた。「オンラインは、子どもが在宅していても、ボトムが部屋着でも大丈夫」という伊豆の国市の自営業女性(35)は、以前は諦めていた講座に参加できるようになったという。ただ、勇みすぎてか「自宅のいすに座りっぱなしで1日6件のミーティングや講座を入れてしまったこともある」。
 静岡市清水区の主婦(69)は年齢的な理由から、「行動範囲が狭くなる一方」と実感している。「人となかなか会えないことが多くなった。オンラインを上手に利用していきたい」と答えた。

 ■アドバイス
 ■絵文字交えて感情伝える 小早川優子氏
 文字でのやりとりは、発する側と受け取る側の感情がすれ違うことがあり、気を使う(自営業手伝い女性、47歳)
 対話と比べると、文字のやりとりは相手に冷たい印象を与えやすく、ネガティブに捉えられる傾向がある。受け手側の心が不安定だとなおさらだ。私はビジネスの場面でも、絵文字を使っていいと思う。例えば笑顔マークで「怒ってないよ」という気持ちを表す。相手の解釈の範囲を狭める手段になる。文字も、末尾の「します」を「しまーす」に変えるだけで、与える印象が異なってくる。

 オンラインは伝えたいことがはっきりする半面、その情報以外に広がりがない(会社員女性、42歳)
 世間話がしづらい(会社員女性、45歳)
 いわゆる雑談がアイデアを広げたり、人間関係を培ったりする側面は確かにある。必要なら、2日に1回でも1日に30分でも、あえて雑談の時間を設けた方がいい。ただ、職場には、雑談不要のタイプもいることを忘れないで。それぞれの頭に浮かんだ発想をすぐに共有するために、複数の社員同士をオンラインでつなぎっぱなしにして、常時コミュニケーションできるようにしている会社もある。

 ■時間の使い方 再考の機会 清ルミ氏
 今までプライベートと分けていた部分までが仕事になるような気がする(自営業女性、38歳)
 オンライン会議システムの普及で「在宅だから参加して当然」という無言の圧力が強まる懸念はある。私も5月の休日にオンライン会議が入った。仕事と私生活の線引きが難しくなっている。オンラインは、互いに限られた時間でつながっている。利用者には、短時間で要旨を伝えるスキルが求められる。今回の外出自粛で、自分は「どこで誰とどんなふうに」時間を使いたいのかと問い直した人も多いはず。意に沿わないことにははっきり「ノー」と言い、それが認められる社会にみんなで変えていこう。

 しばしば通信機器の操作がうまくできない(公務員女性、33歳)
 同じく、メカに弱い人間の一人。このたびオンライン授業を始めた時には、準備に膨大な時間がかかった。しかし今後は恐らく、通信機器を使いこなさなくてはならない時代になる。オンライン会議では、画面がフリーズしたり、音声が途切れたりする。まだみんな慣れないので、イライラもする。でも「仕方ない」と許容していこう。対面と同じようにいくと期待しすぎないで。困った時の助っ人も探しておこう。

 ■記者から しんどいと感じる人も
 「スマホなんて気にしたくない。1週間に1度、メールやLINEをチェックしています」(主婦、45歳)。アンケートには、オンラインと一定の距離を保ちたいという意見も寄せられました。また、「アラフォー世代は、オンラインツールを使いこなす知識の有無にかなりの差がある」(自営業女性、38歳)との指摘もありました。
 Zoom(ズーム)などのオンライン会議システムを使う時、背景から生活感が相手に伝わることへの抵抗があり、「安心して会話ができない」という人も複数いました。親しい間柄なら、互いの考え方や私生活も含めて受け止め合えるのかもしれません。しかしそうでなければ、一見気軽なオンラインコミュニケーションを「しんどい」と感じる人がいることも、忘れないようにしたいものです。
 第3回のLINEモニタリングアンケートは5月19~24日、LINEの「静岡新聞こち女」公式アカウントの登録者を対象に行い、67人から回答をいただきました。

小早川優子氏(こばやかわ・ゆうこ)働く場所や時間に制約のある人材を支援するワークシフト研究所(東京都)の社長。3年前からオンライン上の研修会も主催している。普段飲み会にはほとんど行かないが、外出自粛を機に、「Zoom」を使った飲み会に3回参加した。46歳。
小早川優子氏(こばやかわ・ゆうこ)働く場所や時間に制約のある人材を支援するワークシフト研究所(東京都)の社長。3年前からオンライン上の研修会も主催している。普段飲み会にはほとんど行かないが、外出自粛を機に、「Zoom」を使った飲み会に3回参加した。46歳。
清ルミ氏(せい・るみ)常葉大教授。専門は日本語教育と異文化コミュニケーション。長年、海外の友人とパソコンのスカイプ(テレビ電話)で連絡を取っている。国内の友人とは電話、仕事ではメールを主に利用。SNSへの対応に縛られたくないので、ガラケーを愛用中。62歳。
清ルミ氏(せい・るみ)常葉大教授。専門は日本語教育と異文化コミュニケーション。長年、海外の友人とパソコンのスカイプ(テレビ電話)で連絡を取っている。国内の友人とは電話、仕事ではメールを主に利用。SNSへの対応に縛られたくないので、ガラケーを愛用中。62歳。

このほかの記事

Pick up イチオシ情報

静岡市葵区鷹匠

KURENAHA(クレナハ)

ほのかに旬が薫るシンプルな一皿を。カジュアルにお楽しみいただける本格フレンチのビストロです。

静岡市駿河区西脇

DORAMI CAFE(ドラミカフェ)

挽きたてのスペシャリティーコーヒーとイタリア料理で安らぎのひと時を。

静岡市葵区昭和町

Kodona(コドナ)

大切な記念日にテーブルアートでお祝い!ハンバーグとアヒージョが自慢の洋食居酒屋。

浜松市中区上島

韓国居酒屋 KANG 真臺灣 漢(カン シンタイワン カン)

本場の韓国料理と台湾料理を楽しめる居酒屋です。

浜松市南区中田島町

PLAY GROUND FES in 遠州灘海浜公園 風車公園

2020年10月24日(土)

静岡市葵区

匂坂祐子テンペラ絵画展

2020年10月20日(火)~25日(日)

焼津市鰯ケ島

ビーチフェス in やいづ2020presents「コロナに負けるな!」

2020年10月25日(日)

富士宮市麓

毛無山の紅葉

見頃/2020年10月下旬~11月上旬

NEWS PAPER

見開き特集面 10月16日号

SNS

Facebook

twitter

こどもみらいプロジェクト「おやこアットエス」