コラム「備蓄リストに新たな品」【こち女】

 昨年10月、大型の台風19号接近を前に食料や水を買い足しておこうと、仕事帰りにスーパーに寄ると目的の商品はほとんど残っておらず、ぼうぜんとしたのを覚えています。スーパーなど商業施設はあらかじめ休業すると分かっていたためか、買い物カートいっぱいに商品を載せた客が多く、焦りました。日頃の備えの大切さをあらためて感じた出来事でした。

 しかし、マスクが品切れになるとは思いもしませんでした。新型コロナウイルスの感染が広がり始めたころ、除菌ティッシュや消毒用アルコールなども店頭から消えました。そしてデマが発端となりトイレットペーパーが買い占められ、次は何が品薄になるのか、アンテナを張り巡らせる日々でした。
 これらの騒動の中、不安に駆られて買い求めた物は、コロナ禍の備蓄品リストに新たに加わりました。使ったらその分だけ買い足していく。コロナをきっかけに、より一層ローリングストックへの意識が高まったような気がします。  (鈴木京子)

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