「コロナのせいでパンダに会えない」。１年ほど前に東京都の上野動物園でシャンシャンを見て以来、パンダに魅了されている次女（小２）が最近、よくつぶやいています。１９日から全国で県をまたぐ移動が解禁になるようですが、夏休みの短縮化や感染対策を思うと、実物のパンダに会える日はまだ先になりそうです。
　３カ月ほどの長い長い休校期間が明け、子どもたちの学校生活が再開しました。子どもの預け先の確保、授業がない中で十分に勉強を見届けられないもどかしさ。親としては毎日が綱渡りでしたが、成長期に学びや遊びの機会が大きく制約された子どもたちは、もっとストレスフルだっただろうと思います。
　休校中、最も大変だったのは長女（小４）の宿題の“自主学習”サポートでしたが、思わぬ副産物もありました。触発された次女が「パンダきんきゅう（研究？）」なるノートを自作し、国内のどの動物園に何匹いるかや生態などを、彼女なりにまとめています。観光需要はまずは近場から－。ジャイアントパンダではないですが、まずはレッサーパンダを見に行こうと計画しています。 （石井祐子）