こち女ボイス「初詣」

 1月ももう10日たってしまいましたが、どのようなお正月を過ごしましたか。私は大みそかの夜、娘(5)と2人で静岡浅間神社に初詣に行きました。

 午前0時直前の神社はもう黒山の人だかりでした。境内への通り道が一部狭くなるため、カウントダウンの後に高揚した群衆の歩みが始まると、娘が倒されるかもしれないと急に怖くなってしまいました。横にいた大学生くらいの男の子たちが娘を守ってくれ、さい銭を投げて群衆を横切った時には年配の夫婦が道をあけ、「おめでとう」と娘の頭をなでてくれました。老いも若きも心の距離の近さはまさに静岡人という感じで、分け隔てない優しさに触れた、縁起の良い年明けでした。
 記事では問題提起を目指すことも多いのですが、あの夜のうれしそうな娘を見ていると、心温まる体験の重みも実感します。「静岡はいいねぇ」と思えたり、そう言ってもらったり、子どもたちがいつか地元自慢をできるような視点も忘れず、仕事に臨みたいです。  (大須賀伸江)

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