こち女ボイス「母の転職」

 母(58)が今春、転職しました。ずっと興味のあった子どもに関わる仕事で、日々充実している様子が会話から伝わってきます。還暦目前に未知の分野に飛び込むバイタリティーに驚き、刺激も受けています。

 ただ、母が前職より忙しくなったため、娘である私の子育ての“セーフティーネット”がもろくなりました。息子(2)の感染症が発覚した先日の朝は、夫婦とも仕事の予定を変更できず、病児保育も利用できず、これまで最後のとりでだった母も出勤日で頼れず、途方に暮れました。
 Uターン就職し、出産後も母に子育てを助けてもらいながら子育てと仕事を両立する-。私が就職活動の時から、一人で勝手に描いていた青写真は崩れつつあります。
 共働き家庭が増えて「孫育て」が脚光を浴びる一方、年齢を重ねて働き続ける人も目立ちます。両親の助けを受けずに子育てする人は、今後は一層増えるかもしれません。母の転職をきっかけに、あらゆるサービスを駆使しながら、母のように生き生きと働き続ける方法を模索しようと思います。 (鈴木美晴)

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