静岡新聞NEWS

18歳の一票、御前崎のために 市長選・市議選、高校生が初投票

(2020/4/3 18:00)
御前崎市の広報紙を見ながら市長、市議選について意見を交わす大石さん(左)と植田さん=3月下旬、同市の県立池新田高
御前崎市の広報紙を見ながら市長、市議選について意見を交わす大石さん(左)と植田さん=3月下旬、同市の県立池新田高

 任期満了に伴う御前崎市長選と市議選が5日告示される。公職選挙法の改正で2016年6月に選挙権年齢が18歳以上に引き下げられ、両選挙に市内の高校生が投票するのは初めて。ただ年度替わりの時期のため、投票できるのはわずか十数人。貴重な最年少の有権者は一票に何を託すのか。市内唯一の高校、県立池新田高の生徒2人に思いを聞いた。
 同校3年の大石凜さんは8日、植田雄也さんは10日に18歳になる。初めての投票に「戸惑いがある」(大石さん)「どういう仕組みで行われるのか分からない」(植田さん)と不安を抱きつつ、有権者としての自覚も芽生えている。
 市長選で重視する点に2人は「人口減少対策」と口をそろえる。市の人口は2月末現在で3万2202人。10年で約4千人減少した。5歳の妹がいる大石さんは特に子育て政策に注目し、「都会に比べて御前崎は自然も多く、子育てはしやすいと思う。具体例を挙げて『これをやる』と宣言する候補を応援したい」と話す。懸案事項とされる民間産廃処理施設の建設計画への対応にも「昨年の住民投票の時は家族で話題になった」(植田さん)と関心を示す。
 市議を選ぶ基準はそれぞれ異なる。植田さんは議員を「市民の声を市長に届ける人」と捉え、「市長と同じ考えを持つ人を選べば政策はスムーズに進むのでは」との意見も併せ持つ。大石さんは「悪いことは悪いとはっきり言えないとだめ。御前崎のことを思ってしっかりと主張できる人を選びたい」と気骨を求める。
 市政の課題や立候補者に関する情報は主にインターネットで収集するという。貴重な経験を、郷土の未来を考えるきっかけにするつもりだ。

DeePopの記事一覧

ニュースアクセスランキング

  • 読み込み中です・・・
静岡新聞データベース

SBSテレビチャンネル

YouTube
こどもみらいプロジェクト「おやこアットエス」
静岡新聞SBSスクープ投稿
静岡新聞モバイルサイト