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ウナギの魅力、若者目線で発信 浜松湖南高放送部、業者に協力

(2020/3/31 17:15)
動画制作でウナギが遡上する魚道を作る県立浜松湖南高放送部の生徒=浜松市西区の同校
動画制作でウナギが遡上する魚道を作る県立浜松湖南高放送部の生徒=浜松市西区の同校

 静岡県西部の若手ウナギ養殖業者でつくる浜名湖養魚漁協青鰻会(浜松市西区)と県立浜松湖南高放送部(同区)が近く、絶滅が危ぶまれるニホンウナギの情報を動画投稿サイト「ユーチューブ」で配信する。価格高騰でウナギが“ごちそう化”し、消費者離れが懸念される中、若者の視点でウナギの魅力と現状を伝える。
 日本伝統の食文化のウナギだが、近年は稚魚が激減。多くの家庭で食べる機会が減っている。青鰻会の古橋知樹会長は「中高生をはじめとする若い世代にウナギの情報を伝え、取り巻く環境について考えてほしい」と動画配信の目的を語る。
 制作は2019年秋に始めた。学校周辺に養殖池の広がる同校に青鰻会が協力を依頼した。仮想の「浜名湖立うな重高」の生徒がイラストで登場し、ウナギの養殖や調理方法、資源保護活動などを県内で撮影した映像を使って紹介する。
 浜松湖南高放送部の1、2年生12人がイラストの音声を担当。生徒は実際に近隣の養殖業者や出荷場、料理店を訪れ、案内役としても出演する。
 部長の大滝麻実さん(2年)は「全ての部位を食べられるなどウナギについて知ることができた」と振り返る。ウナギが遡上(そじょう)する河川の魚道作りを体験した鈴木未悠さん(1年)は「ウナギについて自分たちがさらに学び、若い人に伝えていきたい」と抱負を話す。
 動画配信は10本前後を予定し、録画と録音はほぼ終了した。編集作業が終わり次第、順次公開するという。

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