河津桜が満開 駐車場混雑…町観光協会「可能な限り来訪自粛を」

 新型コロナウイルスの影響で伊豆最大の観光イベント「河津桜まつり」が中止になった河津町で、河津桜が満開を迎えている。町観光協会によると、20日は開花後、最も多い1万人余りが訪れたとみられる。例年の3分の1以下の人出だが、まつりの中止で駐車場も大幅に減ったため、一部で混雑も見られた。同協会は「駐車場はこれ以上増やせない。可能な限り来訪自粛を」と呼び掛ける。

満開となった河津桜の並木。1万人を超える人出があったが、例年と比べると大きく減少している=20日午後、河津町笹原
満開となった河津桜の並木。1万人を超える人出があったが、例年と比べると大きく減少している=20日午後、河津町笹原

 河津川沿いの約850本の桜並木は、河口周辺を中心に満開、一部では散り始めの木もある。毎年訪れるという富士市の男性(37)は「もっと人の数も露店も少ないと思ったが、予想より多かった」と驚いた。一方、露店を営業する男性は「観光客が土産物を買わない。客の減少以上に売り上げが落ち込んでいる」と嘆いた。
 花が満開となり、来訪客は増えている。同協会によると、例年に比べ、自家用車で訪れる人の比率が高いという。駐車可能台数を80台増やし、約500台としたが、それでも例年の3分の1以下に減っている。同協会の島崎博子事務局長は「路上駐車も一部で出ていて、町民が困っている。来訪は控え、訪れた場合はルールを守ってほしい」と訴えた。

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