人気天ぷら「成生」誘致 静岡鉄道、割烹「喜久屋」跡地を再開発

 静岡鉄道(静岡市葵区)は、室町時代後期の武将、太田道灌が築造したとされる庭園がある同区丸山町の元老舗割烹(かっぽう)旅館「喜久屋」跡地を地域の観光資源を生かした新施設として再開発し、19日、現地で内覧会を開いた。新設した木造平屋建ての建物に同区鷹匠の人気店「板前てんぷら成生(なるせ)」が28日に移転オープンする。

静岡鉄道が公開した「喜久屋」跡地の建物=静岡市葵区丸山町
静岡鉄道が公開した「喜久屋」跡地の建物=静岡市葵区丸山町
庭園を眺めて食事できる店内
庭園を眺めて食事できる店内
静岡鉄道が公開した「喜久屋」跡地の建物=静岡市葵区丸山町
庭園を眺めて食事できる店内

 喜久屋は1953年開業で地元名士らに好まれ、建物の老朽化のため2005年に閉店した。約1800平方メートルの敷地内に、回遊式の庭園約660平方メートルがある。
 閉店後に土地と庭園を取得、管理してきた静岡鉄道が「歴史ある庭園を地域資源として発信していきたい」(不動産アセットマネジメント事業部)と、県産素材を多く扱い全国から顧客が訪れる「成生」の移転を誘致した。
 建物は、静岡市産「オクシズ材」を中心に県産材を活用し、ゆったりと庭を眺めながら食事を楽しめる空間として設計した。庭園は通常は一般公開しないが、イベント開催を検討中という。

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