静岡県産イチゴ スイーツで魅力発信 都内でフェア

 首都圏の消費者に静岡県産イチゴの魅力を発信する「静岡いちごフェア」が15日、東京都新宿区の小田急百貨店新宿店で始まった。食料品売り場に出店する和・洋菓子などの7店が、静岡県産紅ほっぺを使用したオリジナルスイーツを23日まで扱う。21日までは都内の専門学校生たちが考案したケーキも販売する。

県産イチゴを使って考案したケーキを販売する専門学校の学生=東京都新宿区
県産イチゴを使って考案したケーキを販売する専門学校の学生=東京都新宿区


 小田急グループと県いちご協議会が1月から共同展開しているキャンペーンの一環。ミルフィーユやブリオッシュ、大福、サンドイッチなど各店が趣向を凝らした品を並べた。
 山手調理製菓専門学校(渋谷区)は大粒の紅ほっぺをふんだんに載せたタルトとショートケーキを用意し、学生たちが店頭でPRしている。2年生の粕谷くるみさんは「イチゴの良さを生かし、フレッシュなまま使うことを意識した」と出来栄えに笑顔を見せた。
 キャンペーンは毎年1~2月を中心に行い、4回目。今回はコロナ禍を踏まえ、「おうち時間」を静岡県産イチゴで楽しんでもらえるような切り口とした。3月31日まで同協議会のインスタグラムアカウントで、同グループのホテルのシェフパティシェによる「“カンタン”静岡いちごデザート」のレシピ動画も公開している。

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