バラ1200本で「天使の翼」 JR静岡駅、14日まで展示

 約1200本のバラを使って「天使の翼」をイメージした創作フラワーアートが11日、JR静岡駅構内にお目見えした。県産花卉(かき)の需要喚起を目的としたキャンペーンの一環で、14日まで展示する。翼の前で撮影した写真を会員制交流サイト(SNS)に投稿すると抽選で特産品などが当たる。

フラワーアートを制作する学生ら=JR静岡駅構内
フラワーアートを制作する学生ら=JR静岡駅構内

 地元のフラワーアーティスト村松文彦さん(69)=村松園芸社長=と静岡デザイン専門学校(静岡市葵区)の学生11人が制作した。色とりどりのバラやかすみ草を使い、約3時間かけて幅約2メートルの翼の形に仕上げた。
 同校フラワーデザイン科1年の大岡沙良さん(19)は「バラの色がグラデーションになるように工夫した。通り掛かった人に花を身近に感じてほしい」と声を弾ませた。県と関係団体でつくるふじのくに花の都しずおか推進協議会が企画した。

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