早咲き梅が見頃　熱海梅園、４２９本が開花

　熱海市の熱海梅園で、早咲きの梅が見頃を迎えている。愛らしい紅白の花々が甘い香りを漂わせながら園内を明るく彩り、来園者を楽しませている。

　市によると、園内に植栽されている４６９本のうち、８日時点で４２９本が開花した。このうち八重野梅や八重寒紅などの早咲きを中心に１８４本が見頃を迎えている。
　梅園では３月７日まで、梅まつりが開催されている。市観光協会によると、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、開幕当初の来園者数は１日当たり２００人程度だったが、梅の開花が進むにつれて客足が増え、２月は平日で７００～８００人、土日は約２千人が来園している。
　祝日の１１日も午前から駐車場が満車になるほどのにぎわいを見せた。担当者は「大型バスの団体客は皆無なので、例年に比べればやはり少ない。その分、園内をゆっくりと散策して梅を楽しんでほしい」と話している。

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