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貸し切りバス、苦渋の売却 静岡県内事業者、コロナ禍で経費削減

(2021/1/13 09:28)

 新型コロナウイルス感染拡大による旅行需要の低迷で、静岡県内の貸し切りバス事業者などが、所有するバスを処分する動きが出ている。大型客船などで来訪するインバウンド(訪日外国人)が消え、国内客向けのツアーも中止が相次いでいることから、維持費など経費削減に努めている。
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 遠州鉄道(浜松市中区)は2020年4月以降、保有する貸し切りバス車両131台のうち、31・3%に当たる41台を売却した。車検など車両維持費を減らすのが主な目的。
 コロナ禍で売り上げは前年同期比8割減の水準に落ち込み、同社は「需要に応じてさらに台数を減らすことも検討せざるを得ない」(経営企画課)としている。
 静鉄ジョイステップバス(焼津市)は昨年3月末時点で84台あった大型・中型バスから約2割の16台を売却した。老朽化に伴って毎年3、4台新車を購入していたが、ことしは1台に絞った。飛沫(ひまつ)感染防止策の一つとして、3月にカラオケ設備のないバスを導入するという。
 東海バス(伊東市)は例年5台ほど購入して車両を更新してきたが、ことしは新車納入を取りやめた。

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