立冬 南アルプス/浜松・青崩峠 色づく山々【動画あり】

 7日は二十四節気の立冬。暦の上では、冬の始まりとされ、朝晩の冷え込みが厳しくなるころ。静岡地方気象台によると、7日の静岡県内は本州の南にある前線の影響で日中を中心に雨の予報で、最低気温は平年並みと予想される。

南アルプスの玄関口、畑薙ダム周辺の山肌を彩る紅葉=6日午前、静岡市葵区(静岡新聞社ヘリ「ジェリコ1号」から)
南アルプスの玄関口、畑薙ダム周辺の山肌を彩る紅葉=6日午前、静岡市葵区(静岡新聞社ヘリ「ジェリコ1号」から)
紅葉が見頃を迎えている青崩峠。来訪者の目を楽しませている=6日午後、浜松市天竜区水窪町
紅葉が見頃を迎えている青崩峠。来訪者の目を楽しませている=6日午後、浜松市天竜区水窪町
南アルプスの玄関口、畑薙ダム周辺の山肌を彩る紅葉=6日午前、静岡市葵区(静岡新聞社ヘリ「ジェリコ1号」から)
紅葉が見頃を迎えている青崩峠。来訪者の目を楽しませている=6日午後、浜松市天竜区水窪町

 南アルプスの玄関口に当たる静岡市葵区の畑薙ダム周辺では6日、例年と比べて山全体が均一に色づいた紅葉が見られた。カエデの赤色、ブナなどの黄色が山肌をパッチワークのように彩り、エメラルドグリーンの湖面と鮮やかな自然美を作り上げている。井川観光協会は「山肌の色づきは例年より少し早い。最盛期を迎えているので今週末が見頃」と話した。
 浜松市天竜区水窪町と長野県飯田市の県境に位置する青崩峠は6日、紅葉の見頃を迎えている。峠に続く石畳の遊歩道では赤や黄色のヤマモミジ、ミズナラなどの木々が来訪者の目を楽しませる。峠を越えると、信州側の色づいた山々が視界に入る。
 地元の山岳愛好家は「紅葉は例年並みで、見頃は1週間ほど続くのでは」と話す。

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