良品ぞろい「三ケ日みかん」初集荷　浜松市北区

　浜松市北区三ケ日町のＪＡみっかびは４日、本年度産「三ケ日みかん」の初集荷を行った。２０１５年から機能性を表示している「β－クリプトキサンチン」に続き今年から「ＧＡＢＡ（ギャバ）」も加え、生鮮食品として全国で初めて機能性を併記する。

　同日は１６軒から約２５トンのミカンが選果場に運び込まれ、従業員の目視や機械センサーで作業を進めた。同ＪＡは表年の本年度、わせ１万トン、青島２万３千トンなど計３万３２５０トンの出荷を予想。長雨や酷暑など厳しい気象条件の中、糖度と酸度のバランスが取れた良質な仕上がりという。
　人工知能（ＡＩ）搭載の新選果場を２１年度から運用するため現選果場での選果は今回が最後。井口義朗代表理事組合長は「健康に良いことを理解してもらい継続して食べていただきたい」と話した。

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