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夜のにぎわい創出へ 浜名湖の水上舞台でダンスショー 浜松・舘山寺の観光協会、12月5日試験公演

(2020/10/22 18:33)
浜名湖上での夜間舞台ショーのイメージ(浜名湖かんざんじ温泉観光協会提供)
浜名湖上での夜間舞台ショーのイメージ(浜名湖かんざんじ温泉観光協会提供)
試験公演の概要を説明する事業統括の菱沼妙子さん=21日午後、浜松市西区
試験公演の概要を説明する事業統括の菱沼妙子さん=21日午後、浜松市西区

 県内有数の観光地、浜松市西区舘山寺町の事業者でつくる浜名湖かんざんじ温泉観光協会(金原貴会長)は、浜名湖に舞台照明を設置して観光客向けの夜間ダンスショーを披露する実証実験に乗り出す。弱点だった夜のにぎわい創出や、新型コロナウイルスの影響で集客が落ち込む現状の打開を狙う。
 実証実験では12月5日に行う試験公演で来場者の満足度や採算性を調べ、来年度以降の継続実施の可能性を探る。出演するダンサーら9人は浜名湖の内浦湾に浮かべた台船上で踊り、光と音楽の演出を加える。
 舞台のテーマは「困難からの復活」。かつての天竜川の氾濫や浜松空襲を題材に取り上げつつ、幅広い年代が楽しめる内容に仕上げる。約30分の2回公演で、湖岸に定員450人の客席を設ける。
 同協会によると、夜に温泉街を歩く宿泊客が減少傾向で、飲食店などの売り上げに影響が出ている。長年の課題として夜の観光充実策を検討する中で、誘客多角化を支援する観光庁の本年度事業に採択され、試験公演の実施が決まった。
 国の観光支援策「Go To トラベル」の対象に東京発着の旅行が追加され、舘山寺の宿泊客は戻りつつある。だが、依然休業中のホテルもあり、「回復はまだ道半ばの状況」(協会関係者)。舞台ショーなどで、文化芸術に関心の高い観光客層など新たな舘山寺ファンの掘り起こしにつなげたい考えだ。
 事業統括を担当する浜松アーツ&クリエイションの元ディレクター菱沼妙子さん(62)は21日の発表記者会見で、「海外では夜間も楽しめる観光地が多い。試験公演を通じて浜名湖観光の可能性に気付いてもらえたら」と抱負を語った。

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