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学生目線で世界展開企業を紹介 静岡文化芸術大が動画作成

(2020/10/1 09:35)
クレステックの企業紹介動画が完成し、取り組みを振り返る高林彰社長(後列右)や静岡文化芸術大の学生(前列左側2人)=28日、浜松市中区の同大
クレステックの企業紹介動画が完成し、取り組みを振り返る高林彰社長(後列右)や静岡文化芸術大の学生(前列左側2人)=28日、浜松市中区の同大

 静岡文化芸術大(浜松市中区)デザイン学科の学生が、メーカー向け取扱説明書などの制作を世界展開するクレステック(同市東区)の企業紹介動画を作成した。学生目線で地元企業の魅力を分かりやすく伝える約7分間の映像で、コロナ禍でも試行錯誤で編集作業をやり遂げた。
 デザイン分野を得意とする高林彰社長が昨夏、国際色豊かで、地域にも開かれた同大に着目。幅広い年齢層にマニュアル作りや翻訳、印刷・梱包(こんぽう)など多岐にわたる事業を発信できる動画の制作を依頼した。
 学科長の和田和美教授と学生6人が役割を分担し、同社担当者の助言や技術支援を受けながら、取材や撮影に挑んだ。動画は、画面上に映る「取扱説明書」が開かれると、業務や戦略の紹介が流れる内容で、「グローバルコミュニケーションズ」を重視する社の特徴を最も強調した。
 ただ、コロナ禍で3月から打ち合わせができず、編集作業が実質ストップ。学生は学校に出入りできず学業への不安も高まる中で電話やメールでやりとりを続け、約1年がかりで仕上げた。
 同学科4年で、撮影監督を務めた山下大輝さん(22)は「責任を持って世に出せる作品を完成できた」と誇らしげだ。同級生でCG担当の根兵龍之介さん(21)は「世界と密接に関わる企業に携われた。最終的に納得できる企業カラーのブルーも出せた」と手応えを語る。コロナ禍で就職活動が難航する学生も多い中、和田教授は「経験は必ず生きる。後輩にも良い刺激になる」と受け止める。
 同社は動画を販促や採用活動に活用する計画。高林社長は「発注側に立ち、会社の長所にも気付けた。若手社員にも良い経験になったはずだ」と語り、文芸大との一層の連携加速にも意欲を示した。

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